ダラダラ書いていく。
明日も少しずつ書いていくつもり。
スペック
俺
現在19
大学生
当時、習い事として行く人が多かった書道教室に通っている女の子だった。
好きになった最初のきっかけは、正直忘れた。
たしか話が合うとかそんなような気がする。
顔も可愛いが、性格が何より優しく、良い子だった。
その子は新垣結衣的な雰囲気と容姿なので、仮に新垣結衣と置くことにする。
そして、異性と壁を作り始める思春期真っ只中の中学生に突入した。
俺の通っていた中学は、近隣の中学校の中ではかなり悪い方で学校を抜け出したり、廊下で先生と喧嘩してたりすることも頻繁にあるクズ中学だった
そんな学校に俺は入ったため、中学一年の時にいじめを受けた。
俺は、4月当初、クラスの中心的存在が多く存在する運動部のグループの奴らとつるむことが多かった。
しかし、俺はその中でもいわゆるいじられ側で、いじめに近いことを何度もさせられた。俺にとってはもはやいじめだった。
いじめの内容は、5月上旬では足の毛を抜かれたり、臭いと言われたりする程度だったが、次第にエスカレートしていった。
そして、それは6月にはピークに達した。
しばらくたってから読みます。
すまん。
文章うまいなんて言われたことなかった。
ありがとう。
いじめでもう精神的に限界だった。母親に相談しようと思ったが、ちょうどその頃俺の両親が離婚し親父が家を出ていったために、母親にはそんなことを言える状態ではなかった。
母親は、離婚してから、夜遅くまで仕事をしていて、帰ってくる頃にはくたくたになって帰ってくることが多かった。
その頃時折母親に「学校楽しい?」と聞かれることがあり、俺は聞かれる度にカッコつけながら「ああ」と答えていた。
ある木曜日の部活帰り道で、一緒に帰っていた友達のキム(金正日似なので)が書道教室に通っていて、俺も来いよと俺を誘った。
俺は断る理由もないので、言われたその日にキムと書道教室に行った。
そこには「キム君、よくきたね、そちらの子もいらっしゃい」と俺達を快く出迎えてくれたおばあちゃんとおじいちゃんがいた。
先生はおばあちゃんで良い人なんだとキムから聞かされていたのだが、そのおばあちゃん先生は、突然やってきた俺に何も気にしないようだった。
ゆっくりあとで読みます。
ありがとうううう
とりあえず今日は2時半まで書くつもり。
机の上には、文鎮に止められ、少し皺が出来ている半紙があった。
先生から、俺とキムには書道の手本を手渡され、手本通りに書くように言われた。
俺は小学校の時書道教室に通っていたこともあり、ある程度は上手に手本通りに書けた。
書道教室のおばあちゃん先生にも初めてには、「上手にかけているね」と褒められた。ちょっとうれしかった。しかし、客観的に見てもお世辞にもうまいとは思えない出来だったので、過去に習字経験があることは隠すことに決め、「いや、大したことないですよww」と照れながら言った。
キムの習字の出来は、正直うまくはなかった。どちらかというと、下手な部類に入ると思う。なんて分析していた。
そして、その雑談から、そこの書道教室は俺のクラスで、俺をいじめる運動部グループの主力達も通っていることも聞いたが、奴らが来るのは専ら火曜日か水曜日だと言っていた。
今日が木曜日で本当に良かったと胸を撫で下ろした。
インターホンが鳴った。
ありがとうございます。
また今日見てくれたら幸いですww
落ちます
今日、また夕方か夜に書きます。
一番覚えてるのは、好きでもない女の子にいきなりフラれた事。
小学校の卒業式、女子トイレの前に呼び出されて、いきなり
「私のこと好きだよね?私は別に好きじゃないから」って
中学は別のところ言ったから、それっきりだ。
刺激的な恋がしたいなぁ。
小説みたいでたのしいwww
ありがとうう
今からのろのろ書いていくww
しかし、部屋に入ってきたのは同じクラスメイトの結衣だった。
俺は驚いたが、結衣のほうがもっと驚いているようだった。
結衣「なんで、俺がいるの?」
俺「俺がいたっていいだろ」
結衣「別にいいけどさ、、、」
俺は、自分のクラスでの姿を知っている結衣とは会いたくなかったし、恥ずかしかった。
「先生、今日は充分書いたので今日はもう帰ります」と言った。
俺「俺も帰ります!」と言った。
キムのこの時のドヤ顔を超えるドヤ顔にまだ俺は見たことがない。どうやら、俺と結衣をもっと話させたかったようだ。
おばちゃん先生「キム君、分かった。俺君にも少し聞きたいことがあるので良いですよ」
俺「…………キム、じゃあな」
しぶしぶこう言ったが、俺は、キムに対して憤りを感じていた。明日文句言ってやる!とか思っていた気がする。
そんな俺の気持ちとは裏腹に、キムは相変わらずのドヤ顔で部屋を出ていった。
部屋には大きな四角形のテーブルがひとつあり、奥に結衣が座り隣に先生が座り、結衣と向かい合う形で俺が座った。
おばあちゃん先生は俺と結衣の顔を交互に見た後
おばちゃん先生「俺君も結衣ちゃんも同じクラスなの?」
結衣「そうなんですよ!>>1とは全く話しませんけどねww」
おばちゃん先生「結衣ちゃん、一つ聞くけど俺君はいじめられてるの?」
おおおお昨日の!!!!見てくださってありがとうございます!
結衣は俺の方をチラッと見て
「先生、
>>1は私からしたらいじめられていると思いますよ。でも、何で先生はわかったんですか?1から聞いたんですか?」
先生「いいえ、しかし、中学1年のこの時期にあれだけ汚いカバンはないですよ。」
先生は、軽い調子で言った。
確かに俺の通学バックは休み時間上履きで蹴られたり踏まれたりして本当に汚かった。
先生「部活動のせいかと思ったけど、キム君のバッグはまだ綺麗でしたのでね」
俺は正直動揺を隠しきれなかった。
俺は、初対面のこの先生に俺がいじめられているということを指摘されたくなかった。
先生はそうですか、遊びですかと軽い調子で言うと、結衣ちゃんの分の習字のお手本を持ってくると言い残し、部屋を出た。
結衣は俺の目を見ながらそう言った。
俺「うるさいな!いじめられてなんかない!お前は見てるだけのくせに偉そうに言うなよ」
俺はその瞬間しまったと思った。しかし、当時の俺は謝罪の言葉を言うことができなかった。
結衣の方を見ると、結衣は悲しそうな顔をしていた。
そして、結衣は「ごめんね、1。昔から仲良いのに」と消えそうな声でそう呟いた。
結衣とは、小学校の時に塾で一緒になり、いつまにか仲良くなっていた。しかし、中学生になってからほとんど話していなかった。
そして、帰り際
先生「来たくなったら、いつでも来ていいからね。月謝はいらないからね」
先生はそう言ってくれたが、この時の俺は結衣と少し気まずくなったため行く気はなかったが、ありがとうございますと礼を述べ帰宅した。
キムは俺の存在を認めると、不敵な笑みを浮かべながら
キム「よう、1!昨日はどうだった?」
俺「なんにもねぇって……たたださ」
キム「ただ、何?ww押し倒しちゃった?ww」
俺「A/Vかよwwwただ結衣と喧嘩しちゃって……」
そこまで俺が言うと
キムは
「結衣は可愛いからな、仲良くしといて悪いことはねぇからはやく仲直りしろよwww」と言った。
余談だが、キム性/欲は、今も昔も通常の男性の3倍はあった。本当にどうでもいいが。
結衣は本当に良い子だよww
結衣がクラスでやめなよ!と言うような展開もなかった。俺がいじめをうけているのを、結衣はただ見ていただけだった。
俺は、自分勝手にもそんな他の人と同じような態度を取る結衣を恨んだ。あれだけ小学生の時仲良かったのに…とそう思っていた。
もう誰も助けてくれないんだと痛感した。
時々、クラスで結衣と目が合うと、結衣は俺に申し訳なそうな顔をしながら、目を伏せていた。
俺は、部活動だけが心の支えだった。俺には、部活動があったから、何とか学校に行けたんだと思う。
蹴られたり、足や髪の毛を抜かれることはもはや日課だった。
俺は、もういじめを終わらすよりも、中学一年生という時間を終わらすことを待つことにした。そう考えることで、気持ちが少し楽になった気がした。
だから、俺はヘラヘラ笑っていじめを流すことで、楽になろうと思ったが、家に帰ると、自室でとりとめもなく涙を流していた。
それは、俺の気のせいではなく、日の追うごとに減っていた。
何回も蹴られることがあった毎日だったのに、一回も蹴られることが無い日もでてきたのだから、それは火を見るよりも明らかだった。
いじめは、徐々にだが減っていった。
しかし、廊下を巡回する先生が出始め、俺をいじめられなくなってきたのだった。
なぜだろうと不思議に思っていたが、それはある日のホームルームで明らかになった。
亀スレですいません
続きもwebで
あしたも読むw
楽しみですw
ありがとうおお。
実は日記を元に記憶を辿りながら書いています。
今から書きますね
担任の先生の大竹(さまぁずの大竹に似ているから)が教卓に立ち、生徒である俺たちを見渡しながら
大竹「このクラスにな、いじめられてる奴がいるんだってさ」
俺は、大竹のその言葉に思わず帰り支度の手を止め、俯いた。顔が火照ってきているのが自分でもわかった。
大竹「俺は教師をやって十数年なんだけど、いじめに遭っている人がいると相談されたのはこれが初めてだった」
さらに、大竹はそいつは、本当に偉いと思うわと付け加えて言った。
俺はそんな奴がいるのかと驚いたと同時に怒りが湧いてきた。
チクったのは誰だと思い、教室を見回した時、一人だけ先程の俺と同様に顔を上げず俯いている女子がいた。
結衣は耳を赤くしながら俯いていた。
俺は、先生にいじめのことを言ったのは結衣だろうかと疑った。
教室内は物音ひとつ聞こえない静寂に包まれていた。
誰もが大竹の話を聞いていたようだった。
そして、先程とは打って変わり、いつも通りのクラスに戻った。
俺は、喧騒が聞こえる中で、羞恥心と怒りを同居させていた。
取りあえず、結衣に話を聞こうとホームルームの後に話しかけようと思っていた。
しかし、結衣はホームルーム後さっさと、同じクラスの奴と部活動に行ってしまった。
大竹は多忙な教師だったので、放課後にいるかどうか自信はなかった。
俺は、大竹がどうして皆の前でいじめがあることを言い出したのか聞きたかった。
明日の学校に怯えることもなかったのに……
大竹に怒りを覚えながら、俺は数回ノックした後、失礼しますと言って職員室のドアを開けた。
自分の机で当番日誌を読んでいたが、俺が入ってきたことに気づくと驚いたような顔を上げ俺に手で制して、そこで待ってろと合図した。
そして、俺は大竹に軽く会釈をし、職員室のドアから離れた場所で待った。
大竹「おお。遅れてごめんな。で、何しにきたんだ?」
俺「先生、何でいじめの件を皆に言ったんですか!このまま何もしないで良かったんです!」
俺はいきなり大竹に噛み付いた。
大竹は、俺をなだめる口調で言った。
俺「先生のせいで僕は学校に来たくなりました」
大竹「は?お前何言ってんだ?ぶん殴るぞ?」
なんかワロタ
今じゃ、問題だと思うけどねww
当時でもいかんけども
大竹の声は、怒りに満ち溢れていた。大竹の怒鳴り声が静まり返った廊下に鳴り響く。遠くのグラウンドの方から生徒の喧騒が聞こえていた。
俺「……」
俺は驚きで言葉が出なかった。やっぱり結衣だったのかと。
大竹は力強くそう言ったが、俺は納得していなかった。
俺「でも、先生俺、明日多分またいじめられますよ」
大竹「それは1が反撃しないでヘラヘラしてるから悪いのもある……って新垣が言ってたぜ、新垣のそれは的を得てると思う。」
結衣はちゃんと見ていたんだなと思った。
大竹「って言って1、やり返したことないだろw」
俺「」
ぐうの音も出なかった。
大竹はそう言い切り、俺の目を見た。
俺「できる気がしません」
実際できるのかどうかという不安しかなかった。
そもそも、いじめに対して抵抗しようとも思ったことはなかった。
俺は曖昧に頷いた。
さらに、大竹は、少しずつでいい。今の状態から抜け出したいならお前も変わらなきゃダメだ。と念を押すように加えて言った。
俺は、初めて俺自身が変わる必要もあるのかもしれないと思った。
その時
大竹が思い出したように、俺を呼び止めた。
大竹「あー、それと新垣にありがとうって言っとけー」
俺「というか、やっぱり結衣だったんですね」
結衣が、大竹にいじめのことを言ったことに関しては、やはり驚きを隠せなかった。
大竹「なんだよ、分かってたのかw、1ヶ月前くらいに新垣が俺ントコに来て1がいじめられてることを教えてくれたよ」
俺「そうなんですか、、、お礼言っときます」
俺は、少し恥ずかしながらそう言った。
俺は結衣には、本当にいつか今回のことについての礼を言わなきゃなと思った。
大竹「それと、1!」
呼び止めて振り返って見た大竹の顔は、何だか気まずそうな顔をしていた。
大竹「………気づけなくて、本当に悪かったな」
大竹は俺をまっすぐに見ながらそう言った。
俺「……大丈夫です」
それを言うのが精一杯だった。
泣きそうになりながら、下駄箱に向かったことを未だにに覚えている。
さらに、大竹が俺をいじめていたグループに注意し、初めていじめグループの連中は、俺をいじめていることに気づいたようだった。
元々、根は悪い奴らではなかったため、いじめられることはなくなっていった。
いじめられていた当初は、まだ暖かさが残る5月だったのに、もう季節も変わったんだなと登下校中にポロシャツを汗で濡らしながらよく思っていた。
中一いじめ編 完結です。
次は、少し飛ばして中3卒業間近~卒業までの短いエピソードを書こうと思っています。
この後は、比較的話が短めです。
もし、見たい方がいれば、下サブストーリーも書きます。
ほとんど短めです。
中1 夏休みでのできごと(結衣に御礼を言う話)
中2 俺が告白される話(結衣ではない)
中2 部活動の仲間と廃墟に行く話
高2 大竹が学校を去る話
高2 男だらけの修学旅行でAV撮影っぽいことした話
高3 受験失敗した話
現在 エピソード オブ キム(キムが女の子に告白する話)
なんかとってもおもしろいw
廊下の窓から下を見ると、下駄箱付近には多くの生徒達が、自分と同じ証明書を抱えていた。
俺は、廊下を渡り切り、右に曲がった先にある職員室を目指した。
職員室の前まで立ち、息を整えた。そして、職員室のドアをノックをしようとした時、職員室のドアが勢いよく開かれた。
中学3年生になり、キムとも同じクラスになることができ、部活動の友達の島田という仲の良い友達も増えた。
ただ一つ学生生活に、問題点を挙げるとするならば、中学1年生以降、結衣とは同じクラスにはなれなかったことだ。
結衣とは、習字でしか会えなかったので、よく話をした。結衣とはすっかり仲の良い異性として関係が続いていた。
授業で、卒業アルバムが配られた。
その卒業アルバムの最後の白紙ページにコメントを書く時間が全学年に共通してあった。
俺は、キムや島田などの仲の良い人たちにコメントを書いてもらった後は、手持ち無沙汰だった。
結衣は、俺達にアルバムを一言コメントを書くように促した。
俺達はしぶしぶ許可した。このとき、かなりうれしかったのだがw
結衣からは、結婚式にもらうコメントみたいだねwと言われた。俺は、悪いかよwwと照れながら返答した気がする。
これが結衣との中学生最後の会話となった。
めっちゃくちゃ可愛いなと。
余談だが、結衣は中3終了までに5、6人には告白されているモテ女だ。
俺は、結衣と話してもう一つやらなければいけないことを思い出した。
中学1年生の時の担任の大竹に御礼を言わなきゃなと思った。
大竹とは、中学1年生以降担任には当たらなかったし、疎遠になっていた。
正直、俺はすぐに大竹のもとに行きたかったのだが。
しかし、キムの話というのは、単純に思い出話に花を咲かせたかったようで、俺は適当に切り上げて職員室を目指した。
キムは不服のようだったが、構うことなく、2階にある職員室に行くために、とりあえず、下駄箱を目指した。
少し、息を整えた後、靴下のまま、廊下を突き進み、階段を上がった。
かなり息が上がっていたと思う。
たのしい小説をありがとう。
ちょっと、フェイク入れているけど、事実ですww
どうにか職員室前にたどり着いた。職員室を含む廊下には、静寂が包み込んでいた。
俺は息を整えて、職員室のドアをノックをしようとした時、勢いよくドアが開かれた。
俺も驚いたが、大竹も驚いた様子だった。
ありがとううううう
段々書くのがだるくなってきたので、そう言ってもらえると、うれしいです
大竹は、ちょっと照れ笑いをしながら、そう言った。
大竹は俺の言葉を聞いて、不思議そうな顔をしながら
大竹「何の?」
生徒にとっては、重要なできごとでも教師にとっては重要ではできごとという認識されることは、よくあることだ。
大竹「あーあれか」
さらに、大竹は懐かしいなと呟いた。
どうやら、大竹は思い出したようだ。
大竹は、顔の前で手を振り
大竹「そのお礼は、新垣にしろって言ったよな?あれは俺も気づけなかったんだからな。だから、お礼は新垣にな」
でも、と言いかけた俺に、大竹は手で制した後、
大竹「そういうことだからな」
そう言うと
俺は、この後お前らの卒業式の後片付けがあると焦りながら言い、走って行ってしまった。
風が吹き、少し早い春風に似た暖かさを感じ、もう春なんだなと痛感した。
そして、校門へと向かうべく、歩き出した。
少し歩いた後、後方から、キムと島田が俺を呼ぶ声がした。
俺は肩をすくめた後、俺を呼ぶ友達の元へと向かうべく、回れ右をして、進路を変えた。
~中学卒業式編完~
正直、この二つは書く内容があまりないので、早く終わる……と思います。
心理描写ばっかりになるかも……
予定では今日の夜に書きます。
保守ありがとうww
大竹はホントいい奴だったわ
小説として楽しい。
小説っぽく書いてるから、そう感じるのかな?
何にせよ、楽しめているようで幸いです。
長いっ!(@_@)
サブストーリ―の話以外、特に大きな出来事もなかったのと、
あまり詳しく覚えていないので、飛ばしました。
まだかすかに春を感じさせる6月。俺は、ようやく新しい制服にも慣れてきた。そして、新しい生活にも慣れてきた。
制服を着て、玄関前の姿見で自分の服に違和感がないか確認するのも、ルーチンワークになっていた。
前に一度、自分の姿を確認しないで学校に行ったら、ネクタイを忘れて登校し、こっぴどく先生に叱られたことがあった。
家の前には、大きな坂があった。
家の前の坂を下りながら、首を斜め上に上げ、空を見た。
真っ青な空の中に、少し雲が浮かんでおり、それが空の青さを引き立てていた。
~高校生編~
ちゃんと書けよな。試験勉強終わったら見に来る
支援ありがとう。
試験勉強頑張れ(‘ω’)ノ
おおお
あげてくれてありがとう
今日書いたところまで投下していきたいと思います。
友人もできたし、部活動も積極的に取り組むことができた。
すべてが軌道に乗り始めた頃には、春ももう終わりかけの6月になっていた。
俺もその例に漏れず、中学生の頃に戻りたいと強く思っていた。
決して高校が面白くないというわけでなかった。しかし、どこか物足りなさを感じていた。
ちなみに、俺は、結衣のメールアドレスは知らなかった。
6月の少し肌寒い日、近所の定食屋に行った。テーブルが一つあり、隣に島田、向かいにキムという状態で座った。
お互い久しぶりに会うことに少し感動をしていた。
キムは、高校生になり、さらに性/欲が増しているようで、先生にセクハラ発言をしたなどの自慢をしていた。
相変わらずのキムの様子に安心したw
ちなみに、番犬ガオガオとは、黒ひげ危機一髪のようなもので、口の空いた犬の歯(12本ぐらい)を押すと、一本はずれの歯がある。
その歯を押してしまうと、犬の口が閉じるという仕組みになっている。
キム「俺もちゃんと答えるからさw」
キムは、憎たらしい顔をしながら、そうやって提案してきた。さらに、1にはどうしても聞きたい質問があってなと不敵な笑みを浮かべた。
島田はまさか俺がこのゲームにのってくるとは思わなかったようで、俺がやるというのでしぶしぶ自分もやると言った。
キムは俺達が自分が提案したゲームをやるということで満足げな様子だった。
そう尋ねたが、俺達が躊躇しているのを見かねてか
キム「しかたねぇなぁ。ここは提案者から引くか」と言った。
……カチッ
少しの沈黙があった後、何も起きなかった。
その後、キムは、おら、次はどっちが押すんだ?と問いかけた。
少しの話合いのあと、俺が歯を一本押した。
……カチッとした後、またしても数秒の沈黙が包み込み、何も起きなかった。
キムは、まだ一週目だからなと悔しそうに言った。
と、俺達がそんなことを言っている間に、島田が歯を押していたようで、犬の口が閉まった。
島田は、困った様子で俺を見た。
しかし、今回はどちらかというと、キム派につきたいぞと考えていた。
キムと相談した結果、最初なので、当たらないであろうジャブで様子見でいこうということで
『彼女はいますか?』という質問に決定した。
「いるよ」と言った。
キムが、それを聞くと嫉妬狂い、事情聴取が始まった。
話を聞くと、どうやら、高校の入学当初に女の子から告白されたようだ。
さらに、詳しい話を聞こうとしたが、島田がまたゲームに負けたらねと言った。どうやら、島田は開き直ったようだ。
そして、さっさとやろうぜと言い、意気揚々と犬の歯を押し、口が閉まった。
俺達が笑い転げていると、さっさと質問を決めろと怒っていた。
正直、そんなことは、どうでもよかったのだが。
すると、間髪入れず、普段は6回、最高9回と誇らしげに言い、ゲームの続きをしようと言った。
俺は、飯食う回数よりも、多いじゃねぇか!とツッコミを入れながら、こいつ、やべぇなと心底思った。
隣の島田を見ると、テクノっぷりに、すっかりドン引きしていた。
キムの中学時代好きな人が矢口だとか島田が電車で尻触られたとか…etc
お店のおばあちゃんは、俺達のゲームの様子を見て笑っていた。
そんな彼らの思いが通じてか遂に俺が外れ歯を引いてしまった。
キムと島田は、ハイタッチをしてやがった。
俺は嫌な予感がした。
果たしてその予感は的中した。
キムは島田の意見を聞くことなく、俺達からの質問はこれだ!と言い、こう言った。
『新垣のこと好きなの?』
ありがとう
だから、思わず声に詰まってしまった。
これは、つまり、イエスと言ってるようなものだった。
俺はすぐに「いや、べつに好きじゃないから」と訂正を入れたが、受け入れられることなかった。
キムは俺をからかってきた。島田もニヤニヤしていた。
俺は、もうこれ以上は隠すのは無理だと思い、洗いざらい話した。小5の時から好きだったこと。今もまだちょっと好きな気持ちがあること。
すべて話した。
話終わると、
キム「ある程度見当はついていたが、まさかそんなに想っていたとは思わなかった」
島田もそこまでとは思わなかったと感想を述べた。
キム「なぁ、1。結衣のメアド持ってるけど欲しいか?」
そんなことを俺に尋ねた。
俺「欲しい」と小さな声で言った。
キムは、聞こえんなぁ!?と俺を挑発してきた。
今度は、少し大きな声で、欲しいと言った。
俺は、こいつは本当に調子に乗ると腹が立つな。。そんなことを思いながら
俺は全力で
「新垣結衣のですッ!」
閉店間際で誰もいない店内に俺の声が響く。
キムは笑いながら、後でメールに新垣のメアドを添付しておくと言った。
そんなこんやで、その日の食事は終わった。
ご丁寧に電話番号付きかと驚いた。
部活動が忙しくなることやテストも近かったので、メールすることは、しばらく保留にすることにした。
そして、それは、夏休みまで放置していた。
話したいと強く思ったからだ。
8月の午前中。
蝉の声にうんざりしながら、大して勉強していない勉強机に座り、ガラケーを開いた。
続き楽しみw
ありがとうございます(‘ω’)ノ
その後、一通のメールを書き終えた。
『久しぶり!1です。キムからメアド教えてもらいました。よろしくお願いします。』
結局シンプルの方がいいと思い、この内容で、送信ボタンを押した。
友達の家から帰り、勉強机に座ると携帯が点滅していた。そして、メールを確認すると、テンプレートのような返信が来ていた。
「1、久しぶりだね!!こちらこそよろしくお願いしますm(__)m」
『こちらこそ久しぶり!そういえば、部活動は何をしているの?』
「んー何か色々あって、文化部に入ったよー。そっちは?」
一日に3回ほど長文メールのやり取りをした。
『彼氏はいるの?』
「いないよΣ(゚д゚lll)ガーン 彼女できたら教えてね(笑)」
「任せろww」
という具合にしっかり情報も掴むことに成功していた。
ちなみに、当時の俺はかなり女子から人気があったようで、好きだと思ってくれる女の子もちらほらいたらしい。
そして、結衣もそろそろメールを終わらせたいようだった。
多分、考えていることは同じだったと思う。最初は、お互いかなりの長文を続けていたが、1週間もすると、お互い3・4文になっていた。
一回終わらせようかと思った。メールアドレスは知っているわけだし。。
これ以降、あることがきっかけで、結衣とは二度とメールをすることはなかった。
そんなある時、小学生の時から付き合いのある友人『大杉』から飯に誘われた。
その時、結衣の話題が出た。
「そういえばーこの前聞いたけど、結衣って彼氏できたらしいね。彼氏は村西らしいよ」
危うく飲んでたワンタンスープを落としそうになった。
村西は、同じ中学の同級生だ。さらに、中学生の時にサッカー部で、かなりのイケメンで人気があった奴だ。
単純に信じられなかった。
さらに、村西は、中学1年生の時に俺がいじめられていた時に、いじめている奴らとともに何度か俺をいじめたことがあった。
だから、俺は、どちらかというと、嫌いだった。
大杉は、まさに美男美女カップルだよなとしみじみと言った。
俺は本当だよな、いいカップルだよなと心にもないことを言った。
自分がここまで冷静になっていることに驚いた。
単純に現実を受け入れられていなかった。
そういえば、この机で初めて結衣にメール書いたんだっけか。。。
そう思うと、自分が本当に結衣のことが好きだったんだなと気づいた。
どうしてあんな奴なんかと付き合ったんだろうなという怒りや悲しみ、くやしさがこみあげてきた。
気がつくと、目には涙が溢れていた。
涙は、何度も拭いても拭いきれず、溢れ出た。
すると、雲一つない綺麗な夜空があった。
星のまたたきを見ながら、もう何もかもどうでもいいやと心底思った。
今日で完結できたらなと思います。
続き楽しみw
どうしてあんなやつと・・・というところ
もっと、表現して欲しいところw
いろんな気持ちが混ざっていたんですが、絶望の色が濃かったんですよねw
女の子は高校生でそういうのは終わっていると聞くしねww
2月というのに、まるで春のような気候だった。気温も、4月並みだと天気予報で言っていた。
平日の10時。
俺は、島田と遊びに行くために、待ち合わせ場所に向かった。
約束の時間は10時。
時計で時間を確認すると、現在の時刻は9時50分。
しかし、携帯はなかった。
まさか忘れた?
今度は、バッグの中を目で見て、確認するが携帯はなかった。
そう思い、すぐに来た道を戻った。
しかし、すぐに信号機に引っかかってしまった。
だが、田舎の平日なため、通る車などほぼいない。
通っても問題はないだろうと思い、信号機を無視して渡った。
俺と同じく、信号機を待っていたであろう女の子に、1!と声をかけられた。
なんだろうと振り向くと、俺が昔諦めた女の子がそこにいた。
今日は、やっぱり違うわ。
そう思った。
俺は実家にいた。
もう結衣のことなどほとんど忘れていた。
高2の最初までは引きずってのだが、時間が、そんな俺の気持ちを解決をしてくれた。
しかし、現在まで小さなしこりはあった。
もちろん出なかったのだが。
それ以降は、何の連絡もしなかったし、来なかった。
それなのに………
携帯を忘れなければ良かったと心底思った。
昼間会った時に、お互い久しぶりだねしか言わなかった。
というか、俺が有無を言わせず、立ち去った。
連絡を取ろうと思い、SNSで連絡を取ろうとした。
メールはアドレスが変わっている可能性もあるだろうし、ラインは知らなかった。
夜も更けた10時。
『もし会ったら、言おうと思っていたんだけど、高校生の時に悪戯電話してごめんね』
実は、罰ゲームで電話を掛けた後、謝っていなかった。
「別に気にしていないですww」
高校生の時のような興奮は、向こうにはないようだった。
小学生の頃の思い出を引っ張り出したりした。
そうすると、向こうも乗り気になってきたようだった。
「なっつかしいねwwww」と書いてきた。
段々と文章も長くなってきた。
何がしたいんだろう?こんなやりとりをして、何をしていたいんだろうと思った。
まだ好きなのかなと自問自答をした。
連絡を取り合い始めてから5日が経っていた。
次第に、メッセ―ジのやり取りから垣間見える結衣との時間を感じた。
接し方に困っているような感がひしひしと伝わってきた。
長く時間を共有していなかったことだろうなとすぐに思った。
向こうは、もうこちらを見ることが難しくなっている状況を痛感した。
もうやめようと思った。
限界だった。
自分が辛くなるだけだと思った。
返事が返ってこようとも返信をしないと。
ふと、ちゃんと、いじめのことを謝っていなかったことを思い出した。
近いことは、言っていたのだがw
そして、数年前と同じことをしている自分に苦笑いした。
結局、最後に送ったメッセージは、またしてもシンプルだった。
次の日の午後にメッセージが、結衣から返ってきた。
コメントが書くモチベーションになりました。
これで無事完結です。
見返しても駄文だったなぁと思うとともに、本当に自室で泣いてベランダで星を見たという中2っぷり満載のことが今更恥ずかしく思いました。
ちょっと幸せを期待してたのになぁ
期待に応えられず、すいません
村西と続いてるどうかはよくわかりません。
続いているという話は聞きますがw
いませんwww
いい文章だったよ。
読んだら喜ぶと思う。
さすがにそれは……
いえいえ。こちらこそ読んで下さり、ありがとうございました。
どうもありがとう。