【切ない話】ずっと恋してた幼馴染に告白してきた。

聞いてくれ

まずは初恋。

出会ったのは小学校の入学式。

俺の地元はドがつく田舎の小学校で、人数も当然少なくて一クラス５人とかの
複式を採用してる学校だった。どんな入学式だったとかは余り覚えてないけど
、一人可愛い子がいるなとは思ってた。まぁ小学校の１年生の人に対するアン
テナなんてそんなもんだと思う。

スレ立て始めてなんですすいません。

そうですね。長々語ってもあれですね。童/貞の癖がでちゃいましたわ

結論から言うと振られました。
それはもうさらっと。

小学校からだから１０年くらいの初恋かな。
中学で幼馴染の子に「聞いて！彼氏ができたっ」とか笑顔で言われた時は
辛かった

その時点で自分に脈がないことも知ってたし、高校別で全然会ってなかった
から付き合える訳ないと分かってはいたんですけどね。
思いを伝える機会をなくしてずっとずっと胸の中に気持ちが残ってて。

アフィじゃないんです。
振られた話しても聞きたい人なんかいないか。
何でスレ立てたかって、多分話し相手が欲しかったんですね。

人いなくなってしまった。
励ましの言葉が少し聞けただけでもスレ立てした甲斐あるか。
明日からまたがんばろう。他見つけようぜ。の方々ありがとう。
風呂入って寝ますね

聞いてくれる人もいるんですね。掲示板の削除方法探してましたｗ

小学校入学した後は、３年生くらいで意識し始めて小学生特有の好きな人に
ちょっかいをかけるをやってました。小学校卒業まで毎日
「やーい。いかれぽんちの短足なすび！」やら
「死ね！このゴキブリ便所虫！」

・・・思い返すとろくなこと言ってませんね。そりゃ脈ないはずですわ

もう勝手に愚痴りますね。アフィでもなんでもいいや

小学校卒業までには告白したい。とか考えてたけどチキンでできるわけない。
ずるずる毎日が過ぎていって、気が付けば小学校は終わってた。中学へ

中学にはバスで行ってました。全校生徒３００人以上とかなんじゃそりゃと。
一つの学年にクラスがいくつもあるってだけですごく衝撃だったの覚えてます。
バスには同じ地元の人たちのほとんどが乗ってくので内心「幼馴染と一緒」って
のにすごい喜んでました

そんで中学入って１ヶ月くらいですかね。
帰りのバスで幼馴染が「好きな人できた」って言って、
同じ学年の奴等盛り上がってました。俺は完全に放心状態になりかけてた
けど、ずっと口喧嘩してた者としてそんな態度見せるわけにもいかないから
「へ、へえ良かったジャン」とか言ってた気がする。もうこの頃のことは
余り覚えてない

それからはもう地獄の中学生活ですよ。
幼馴染は最初の彼氏とは一週間くらいで別れたけど、その後すぐ新しい彼氏を
作って、また別れて、付き合って。それ毎にバスで幼馴染達が話してるのが聞
こえて来て。

辛かった。普通の人ならここでビッチがとか言って終わるはずなんだけど、
俺は何故か諦められなくて、毎日毎日辛かった。
でも辛そうな態度も変なプライドがあって出せないから、家で夜に布団に
くるまって泣いてた。

でも中学生と言うやつはそういう「強がってるけど内面弱いやつ」みたいなの
見抜くすごい。俺はいつの間にかいじめの標的にされてた。
最初はこれは・・・いじめ？じゃないよなって感じだったんだけど、段々暴力
とか入ってきて、そこまでいけば「あぁ、俺いじめられてるんだ」と自覚できた

もはやプライドくらいしか守るものなくなってた俺は親にも相談できず、
毎日蹴られたり殴られたりしながら学校行ってた。経験者なら分かると思うん
だけどやり返そうとは思うんだけど、暴力が始まるととてもそんなこと考えら
れない。人数で囲まれたら何も出来なかった。終わってから恨み言吐きながら
毎日生きてた。この頃から学校やすみがちになる

体温計を指でこすって熱出す裏技を使い学校を休む。
部活動は幼馴染と同じ卓球部。辛い。会いたくない、顔を見たくない。
でも、会いたい。好きだった。部活動にいじめはないから、部活だけはさぼら
なかった。そんな毎日。ほんと抜け殻。でも好き。いじめ怖い。腹が立つ。でも
やり返せない。学校行きたくない。行きたくない。でも好きだから会いたい

中学２年の時、少しだけいいことがあった。
体育の時間に例のいじめっこの代表みたいなヤツ？と同じチームだった。
サッカーだったんだけど、元々運動神経は悪くなかったから好プレー続けていたら
そいつが「○○！ナイスプレー！」と言ってくれた。相手も言った後に間違えた
って顔をして走っていったけど、たったそれだけのことで俺はいじめられてると
か全部どうでもよくなって。もしかしたらあいつも良いやつなんじゃ、とか考えてた。

順調にいじめられながら中学校生活は終わった。

思い出とか辛かったことしか思い出せなかったけど、確か楽しいことも
たくさんあったんだ。今思い出せなくなってるだけで。

幼馴染に告白とかそんな事考える余裕はなかった。ようやくこれでいじめから
開放だ、とか考えてたような気がする

高校。最初が肝心と中学で学んだ俺は隣の席の人に話しかけたりしまくって、
友達の輪を広げていった。部活動はサッカー部に決めた。

人と声掛け合いながらスポーツするのは楽しかった。これが仲間か。
これが青春かと。死んだ目して過ごしてたのが少しだけ復活したような気持ち
になった

でも、そしたらまた幼馴染のこと思い出して。

いじめられてた事とか思い出して。

それを思い出した瞬間人と話すのが怖くなった。ほんと急に。
何かあった訳じゃないのに、急に我慢ができなくなった。

不登校になった

こう書いてみると、俺の人生ろくなもんじゃないな。

ずっと不登校もできないから少しずつ登校。留年３回したかな。
３年生にまでは上がれたが退学した

そんで親の紹介で始めた仕事をがんばった。

建設関係で、職人に怒鳴られながら仕事した。大体朝の７時から始まって、夜の
９時くらいに終わる。夜勤もある。

すごくキツかった。留年しまくってた世の中舐めた俺にはホントに。深夜の１２
時から始まって、次の日の夜までぶっ通しの仕事とか良くある。
少しでも座ったら「座るな！！」と怒られて、歩いていたら「走れ！おめえは時間
いくらでもあると思っとんか！！」。

凄く逃げ出したくなったけど、紹介してくれた親のことを思うとそれもできなくて
初任給を思いながら耐えた。

学生が恵まれた身分だってほんと身にしみた。

貰った初任給は、１３万円。毎日最低１２時間以上は働いていたし、
休みは日曜日のみ。一度日曜日にも出勤したが。
一ヶ月に２６日、かけることの１２時間。

しない方がいいとは思いつつも計算してしまう。

俺の一時間は４００円ちょっとだった。

また涙が出た。

どこで間違えたんだろう。そんなことばかり考えた。

浮かぶのは中学の頃のいじめと幼馴染の顔。俺の周りの人たちは皆怒ってるか
笑っていた。失敗した俺が怒鳴られる姿で皆が笑うのだ。

３回目の留年と同時に家を追い出されるように職場に住み込みで働いていたから
実家に助けを呼ぶこともできなかった。

怒鳴られながら仕事をして、終わったら洗濯物取り込んで、晩御飯作って食べて、
洗い物して、風呂入って、寝る。娯楽の時間なんてなかった。不登校になった代償
だと思った。

そんで今から一ヶ月前。日曜日。

俺は急に動けなくなった。どうやら心の問題らしい。朝定時になった時に職場の
職人さんが「いつまで寝とるんじゃ！！」とか怒鳴りこんで来たけど、ホントに
体が金縛りみたいに動かなくなって、涙が止まらなくなった。

職人さんに怒鳴られて胸倉掴まれて、「仕事言うのを舐めとんか！！？あぁ！？」とか
って言われてたの覚えてる。俺自身必死に体を動かそうとはしてるんだけど、ほんとに
動かせない。脳からの命令を体が拒否してる感じって言うのか。

諦めて（呆れ果てて？）仕事に行く先輩達。
人が居なくなってしばらく経つと、金縛りが解けた。しかし涙は止まらなかった。
悔しい。辛い。悲しい。言葉にならない気持ちが胸を埋めていた。
心臓あたりが定期的にずきんって痛くて、やっぱり泣いた。

その日の夜、俺がいる下宿先へ母親が来た。母親は電気もつけずに体育座りで
泣いてる俺を見て何を思っただろうか？

「帰ろう」母親は一言そう言った。

そんで、少しずつ回復してきて、人と対面することは出来ないが本を読んだり
音楽を聴くくらいには復活した。

暗い部屋に引きこもってる俺に毎日おかずを持って来てくれる母親。

ほんとごめんなさい。働きもせずにご飯食べてごめんなさい。何もできなくて、
涙止まらなくて、迷惑ばっかりかけてごめんなさい。

ずっと暗い部屋にいたら自然と考えてしまう。いままでの事。これからの事。

どっちの事を考えても辛いことしか思い出せないし、想像できなかった。

こうして書き出してみても思う。辛いことばかり記憶してて、楽しかったことが
思い出せない。したい事なんて一つもなくて、したくない事ばかりが溢れて。

毎日ご飯が食べられるだけでも幸せ。

毎日お風呂に入れるだけでも幸せ。

毎日屋根のある部屋に寝れる幸せ。

無理やり数えるけど、むなしくなるだけ。時間が解決してくれるのを待った。

もうすぐ終わります。

今から一週間前かな。もはや定位置と化した部屋の隅で考え事してたんだが。

やりたいことが浮かんだんだ。一つだけ

分かると思うけど、幼馴染への告白。

俺の人生は逃げてばかりじゃないか。幼馴染への告白から逃げて、
中学ではいじめから逃げようとして、反撃も怖くて出来なくて、
高校から逃げて、仕事から逃げて。

こんなことを考えた

完全に縁が切れてたので、告白思い立ってからも難航した。

まず連絡が取れない。どうしたもんかと。部屋から自分で出てきた俺を見て、
母親は泣いていた。俺もそれを見て泣きそうになったけど、もう涙は出てこなかった。
とっくの前に枯れていた。

久しぶりに部屋以外を歩いたら足腰が痛いこと痛いこと。

窓から外を見たら気が付けば夏。あー雨が降ってたのは梅雨に入ってたのかとか
考えた。

その日の夜に晩御飯を家族と一緒に食べた。無口な父親がこっちをちらっと見て
「出たんか」と一言。なんとなく重い空気の晩御飯。母親が無理やり明るくしよ
うと弟に話し掛けまくっていた。

それが一昨日の話かな。

昨日唯一繋がっていた、男の幼馴染に連絡取ったら小学校の同学年メンバーで
LINEグループ作ると言ってくれて。作ってくれて。幼馴染の個人の連絡先手に入れて。

今日、告白しました。
直接会いたいって言ったんだけど、ごめん用事ある笑って言われて、
ちょっと残念だったけど電話で告白しました。

最初に少し雑談を、と思ってたらそこで「実は３年も続いとる彼氏がおるんよ～」
って言われて詰んだけど、そのまま告白しました。

ずっと好きでした。

この一言言うのに、１０年もかかった。

俺の初恋は。やっと終わった。逃げ続けの人生の原点に一矢報いてやった。

誰かに話したくてさ。俺の人生１９年の敗北人生を誰かに知ってほしくてさ。

家族にはなんとなく言えなくて、２ｃｈにスレ立てさせて貰いました。
読んでくれた人ほんとにありがとう

優しい言葉をありがとうございます。

今日が、今が人生の始まりだと思って、もう一度がんばります。

許されるならもう一度勉強しなおして、高卒認定試験へ。

これからの人生もきっと辛いことや苦しいことが沢山あると思うけど、
もう逃げ出すことだけはしないようにします。

楽しいことや嬉しいことを沢山沢山刻み込んで、死ぬ前には「あぁ、楽しい
ことばかりだった」って言える様に生きていこうと思います。