最近の自分語りスレのように
虐待やら貧乏生活やら過酷な人生ではないし、山もないオチもないだらだらとした話になるから、暇つぶしに読んでくれ。
都合上、仮のフルネームつけとく
俺 山下一次 現在17才高2
従姉 山下みよ 現在28歳事務員
幼心がついた時から、俺は従姉と二人で暮らしてた
とりあえず、俺の記憶を辿って書いていく
小学校入学前にして、ひらがなだけでなく、小1レベルの漢字も読めていた。暗算有段者であるみよ姉は、俺にそろばんを教えてくれた。
出来がいいと心底褒めてくれて、
俺を撫でたり抱きしめたりして愛情をすごく注いでくれていた。
そんなみよ姉が大好きだった。
両親は死んだと聞かされていたけど、よく理解していなかった。
みよ姉がいるからたいして重要な事ではなかった。不自由なく暮らせていたし。
みよ姉から日頃、礼儀作法には厳しくしつけられていたし、勉強も出来たので、俺は天才だともてはやされた。先生からえこひいきされるのは非常に気分が良かった。
そんな時、初めての授業参観があった。
ちなみに、
みよ姉は授業参観に行けないと言ってたので、教室にみよ姉がくる事は期待していなかった。
けど、他の子達が、自分の親に手を振ってるのを見て、なんかもやっとした。
たくさんの大人に囲まれての授業はすごく緊張した。
けどどの大人も俺のことなんか見ちゃいないんだって気づくとどうでもよくなった。
やっぱりみよ姉に来てもらえば良かった、なんで来なかったんだろう、とかいろいろもやもやした。
そのトドメに、友達が
一次くんのママどこ?って聞いてきた。
「ママとかいない」ってぶっきらぼうに答えたら「えー来てないの?」とかさらに聞いて来たからシカトした。
授業参観が終わって、クラスメイトが自分の親の元に笑顔で駆けつけていくのを横目に見ながら下校した。
この時はじめて劣等感を抱いた。
たくさんの大人がいて緊張した。
けれどいっぱい発表して先生に褒められた。とか、みよ姉が喜ぶ顔を見たくて、
話を盛りつつ会話した。最後に、
みよ姉に来て欲しかった、次の授業参観は来て、と頼んでみた。
みよ姉は あー とか生返事をして、
学校(みよ姉は専門学校に通ってた)やバイトの時間とかぶらなかったらね って答えた。
これは次も来ないなと直感した。
だからしつこく言うのをやめた。
次の日の朝の会で、みんなのうたの「輪になって踊ろう」という歌を歌った。
なんだか泣けて来た。
孤独だなあって感じた。
あれはまじで良い歌。今でも思う。
だからみんなの前で家族の話をする事は
なるべく避けた。
パパが休みの日にどこどこへ連れて行ってくれた、とか、そういう話を聞くたびに
少し嫉妬した。
毎朝お仏壇に飾ってある父母の写真を見ては、なんで死んだんだろーて思った。
でもみよ姉には聞きにくかった。
俺も子供なりに遠慮してたのかもしれない。
小2になった。
みよ姉は専門学校を卒業し、資格を生かして税理士事務所に務めだした。
みよ姉に勧められ、俺は空手を通いはじめた。
自信をつける為だとか、後から言われた。
この頃から、玄関掃除と風呂掃除、植物の水やりは俺の役目になっていた。
最初は任せられた事が嬉しくて進んでやってたけど、途中から飽きた。
さぼってるのがばれたらみよ姉は当然怒った。
「任せられた事はちゃんとこなしぃよ!それが誠意ってもんよ!」
はぁ?て感じだったけどしぶしぶ続けた。
クラス替えで仲の良い友達とは離れ離れになった。
新しいクラスで友達をつくろうとしたけど、だめだった。
俺に親がいない事は学校中に広まっていた。それプラス先生のえこひいきが原因だった。
そもそも、全校生徒200人程度で、クラスには男女10人ずつしかいない小さな学校だ。
別学年の人からは、好奇の目で見られ、同学年の奴からは異色の目で見られた。
だんだんと学校の居心地が悪くなった。
仲の良かった奴も別クラスで友達をつくっていて、もうつるむ事はなかった。
学校に行っても休み時間は寝てるフリか読書かのどちらかだった。
頭がいいから嫌われるんだと思って、わざとテスト間違えたり、授業の発表も消極的になった。
家に帰っても遊びに行かずに、パソコンをした。
みよ姉に学校での様子とかを聞かれるのが苦痛になってきて、
みよ姉を遠ざけるようになった。
みよ姉は干渉してこなかった。
それで良かったんだけど、少し淋しかった。
みよ姉は成人式に、叔母(みよ姉からすれば母親)のお下がりの振袖を着ていった。
その振袖は祖母が叔母の成人のお祝いに買ったものだそうだ。
その振袖を見せてくれた時、俺は思い切って家族の事を聞いてみた。
どうして親は死んだのか。どうしてみよ姉と暮らしているのか。
みよ姉は「まだ君には早いーね。10才になったら話すけぇ。それまでに一次は見聞を深めて、大人になるんよ」と言った。
自分では、他の同級生より大人だと思ってたから、そんな事言われるのは悔しかった。子供扱いするな!母親面するな!って怒鳴って泣いた。
今までのもやもやを全部晴らすように泣いた。
ずっとみよ姉のいう事を素直に聞いて育ってたから、みよ姉はすごく驚いてた。
みよ姉は俺を抱きしめようとしたけど、俺はその腕を振り払って自分の部屋に閉じこもった。
部屋でとにかく泣いた。
どうして俺だけこんな不幸なんだろうって考えると、涙は止まらなかった。
ようやく興奮が冷めてきた頃、みよ姉が小さくノックして部屋に入ってきた。
ファンタの缶を二つ持って。
俺はベッドの上で胡座かいていて、シカトしたけど、みよ姉は勝手に勉強机のイスに座った。
ファンタを一つ俺の方に投げてもう一つは蓋を開けて飲みはじめた。俺も真似してファンタを飲みはじめた。
みよ姉はいきなり話をきりだした。
「私の家族は、もう君しかいないんよ。
じゃけぇ、十分の愛情を持って接しとるんよ、君には」
それから沈黙。
俺が何か言おうか迷っていると、みよ姉はまた口を開いた。
「親がおらんで、辛い思いさせるいね…。けど、悲観せんで。
背筋を伸ばして堂々と生きーさいね」
声が震えていて、独り言みたいだった。少し泣いていたと思う。
きっと、みよ姉自身にも向かって言ったんだと思う。
俺も単純なもんで、みよ姉の言葉を聞いて、堂々と生きようと思った。
空手をやめた。だるかった。
みよ姉は、やる気がないなら月謝無駄だし。と言って簡単にやめさせてくれた。
それでも玄関掃除や風呂掃除は続けた。この頃になって、あの時みよ姉が言った言葉が解るようになった。
誠意。
言った事は成し遂げると書いて「誠」。
これは今も忘れずに心止めている。
今日はここまで。
見てる人いたならごめんね、おやすみ
続き楽しみにしてるで
またな
働きに出るまでお金はどうしてたんだろう。
気になることいっぱいだわ。続き楽しみにしてる!
俺も気になったけど、遺産的な感じかな?って思って読んでた
俺に足りないのはこれだ!
もう俺だめ人間w
何に対しても意欲が湧かないし、ただだらだらと生活していた。いつ死んでもいいやって思うけど、自ら命を絶つのもめんどいし、楽して死にたいなあとか普通に考えてた。
あーなんでこんなにつまんない人生なんだろう。それは自分がつまらない人間だから?じゃあなんでこんな風に育ったんだ?
親がいないから育ちが悪かった?けどみよ姉はちゃんと俺を育ててる。育て方が違った?みよ姉のせい?どうしてみよ姉は俺を育ててる?どうして俺は育てられてる?俺は生きなきゃいけないの?死にたいんだけど。
そんな終わりの見えない自問自答を繰り返しては時間を潰してた。もうね、達観した気でいた。この年にして悟りを開きかけてる俺天才w
とか、ほんのちょっと思ってた。
ぐだぐだ考えていたけれど、10才になったら家族の事を教えてくれるっていう約束があったから、誕生日までなんとか生きとくかーって結論に毎回なった。
サッカーが上手くてかっこよかったから、クラスカーストでいうトップグループに所属してた。
もちろん俺との接点なんてほとんどなかったから、気に留めてなんかいなかった。
はじめの頃は。
ゴールデンウイークが明けてから、トシはよくキレるようになった。
掃除をさぼってるのを注意されてはキレ、
給食当番でマスクしていないのを注意されてはキレる。
そんな些細な注意でも、トシは机を蹴って椅子で先生を殴ろうとしたりするほどキレた。「何こいつ怖」と本気で思った。
そのうちトシの父親がちょくちょくクラスに来て、トシの様子を見に来るようになった。
父親の前ではキレなかったので、味をしめた担任は、トシに影響され悪ぶりだした他の連中の親も呼んだ。
ちょっとした授業参観になりだした。
そんな奴らにお構いなく、俺はいつも通りの生活を送っていた。
中間休みには本を読み、昼休みは保健室で寝た。
その日も保健室で寝ようと思い、保健室へ向かっていたら声をかけられた。
トシだった。
トシ「おう、一次。どこ行くん?」
俺「保健室」
トシ「あー、いつもそこにおるんや。
俺も行っていい?」
俺「いいけど」
トシ「一次友達おらんのんやね。やっぱあの噂まじなん?」
俺「噂?」
トシ「親がおらんけぇお手伝いさんと住んどるって噂。知らんかったん?」
知らなかった。
俺の知らない所でそんな噂が広まっていたとは。てかみよ姉はお手伝いさんとかじゃないし。
俺は家でも学校でも人と話す事が少なかったし、喋る事すら面倒だったから本当
口下手というか話が下手になってた。
だからその噂を訂正しようと思ったんだけど、どこまで話せばいいのか迷った。
俺の言う事が伝わるのかどうかさえ怪しかったから、結局まあいいやってなった。
俺「その噂は嘘やけどね」
トシ「そうなん、でも親おらんのやろ?
なんで?」
結構ぐいぐい来るからうっとおしかった。
けどキレたトシを思い出して、ちょっと
控えめに抗議した。
俺「トシには関係ないやろw俺保健室行くから」
トシ「え、待とうや。ちょっと相談があるんやけど」
俺「え?」
トシ連れられ、屋上にのぼる階段をのぼった。屋上は空いてないから、屋上のドアの前で座り込んだ。
ごめん続きはまた。
歯医者行って来る。
続き気になる木。
早く続きを読みたいところだ
トシに連れられ屋上のドアの前に座り込んだ。当たり前だけど屋上は開いてない。
トシは自分からここへ連れてきたくせに何も話さずずっと黙ってた。
俺もトシと話すことなんてないので沈黙。
ただ屋上のほう見ながらぼうっとしてた。
そろそろチャイム鳴るかなーって時に、
トシがようやく話しはじめた。
トシ「俺の両親、離婚したんよねぇ」
俺「・・・うん」←でっていう心境w
トシ「俺の父さん、ちゃんと働いてなくてバイトをかけもちしとるんよ。
じゃけー家計が苦しくて、生活できんで、
母さんがヒステリック気味で…」
ぽつりぽつり話すトシにただうなずいてた。
みんな辛い思いしてんだなあ、とは感じた。けどかける言葉がわからん。
だからみよ姉の言葉を借りた。
「片親になって辛いんやな。
けどあんま悲観せんでいいと思うよ。
堂々としぃよ、父親を支えてやりぃ」
トシに言っておきながら、
俺もみよ姉を支えなきゃって思った。
トシは俯き、ありがとうって俺に言った。
チャイムが鳴り、二人で教室に戻った。
なんだかトシとの関係が深くなったようだった。
トシは父子家庭になった。
家庭内のストレスが学校で爆発して、
よくキレていたトシだけど、
俺に悩みを打ち明けてからキレる事は
少なくなった。ゴールデンウイーク前の、
サッカーが上手くてかっこいいトシに戻った。
あの日以来、俺はトシとつるむようになった。
傷の舐め合いだなって思っていたけど、
友達ができたのは素直に嬉しかった。
自然にトシのとりまきのグループとも
仲良くなって、俺はクラスに馴染んでいった。
トシの計らいで、わりとすぐ仲良くなれた。以前まで連中の事は冷めた目で見ていたけど、仲間になってからそんな事はなくなった。
学校で笑えるようになって、冗談も言えるようになって、初めて学校が楽しいと思えた。
トシと俺は二人きりの時、もっぱら哲学的な話ばかりしてた。
死んだらどうなるのか、とか
「強い」とはどういうことか、とか
これって中二病だったんかな?思春期?
よく分からんけど、そういう話し相手になっていた。
そんなある日、トシが俺の家に遊びに行きたいと言いだした。
友達を家に呼んでいいか、みよ姉に聞いてみた。
俺「明日、友達を家に呼んでいい?」
姉「えっ、友達っ?!構わん構わん、あ、
掃除しとかんにゃいけんわ!」
とか慌ててた。友達の話とか全くしてなかったから、友達いないと思ってたんだろうね。みよ姉が嬉しそうで何よりだった。
1=従姉と暮らすフィロソフィカルな小学生
父子家庭の友達出来る
バターで台無し
㌧クス
つまり、みよ姉はバタ子さんってことだな
ま、そんなとこだ。
新築じゃないから、たいして凄いと思った事はなかったけど、トシはずっと凄い凄い言ってた。
みよ姉はめったにお菓子とか作らないのに、ホットケーキを作ってくれた。
姉「トシ君たくさん食べてねーw
こんなお構いしかできんけどw」
トシ「ありがとうございますw一次の姉ちゃんかわいいw」
姉「うん、知ってるw」
俺「ちょw」
とか、わいわいしてた。
ホットケーキが焼けて、みよ姉がお皿に移す。
姉「バターはお好みでどうぞw」
トシ「はーいw」
トシはあのバター塗るやつでバターを塗った。そして塗り終わった後、バター塗るやつをベロリと舐めた。
そしてまたバター塗るやつでバターをとり、ホットケーキに塗った。
そしてまたバター塗るやつを口に含んで、それに着いてるバターを舐めた。
俺どん引き。
人の家でそれはしないだろ。
トシが帰った後、みよ姉はバターが残っているにもかかわらず、バターとバター塗るやつを捨てた。
みよ姉はそれ以来二度とホットケーキをしなくなった。
捨てたことに対して、なw
でも親がちゃんと教育してないとそういうことって身に付かないからな
しょうがないことでもある
捨てるか・・・まあ捨てるな
夏休みに入って、トシは俺の家に泊まる事が多くなった。
昼間はみよ姉は仕事なので、俺が昼ご飯を賄ったりしてあげてた。
トシの父親が朝昼晩とバイト三昧なのでろくな食事ができないらしい。
三百円じゃイイもん食えねーよって毒づいてた。
はじめのうちは良い顔してたみよ姉だけど、だんだんストレスになってきているのが目に見えて分かった。
血のつながった子を育てるのと他人の子を育てるのはやっぱ違うんだろうね。
最終的に、トシは自分の父親も俺の家へ呼んできた。
夕方帰って、夜に父親連れて家に来た。
みよ姉は風呂上がりだったからすごく嫌な顔してた。
とりあえずリビングへ二人を上がらせる。
(俺)(みよ姉)
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机
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(トシ)(トシ父)
みよ姉「こんな夜にどうされたんですか。もう寝る準備してたんですけどねえ」
トシ父「いやーごめんね、本当w今日は親子二人で泊まらせて貰えるかな?w」
俺もみよ姉も目が点。
みよ姉「なんでですか?」
トシ父「アパートから追い出されちゃってw荷物は今車にあるんだけどwとりあえず今日一日だけwホテル空いてなかったんだw」
みよ姉「どうしてアパートから追い出されたんです?」
トシ父「半月くらい払ってなくてw」
みよ姉「でも働いていらっしゃいますよね?」
トシ父「まあそうだけどwいろいろ出費があってwちょっと喉乾きません?w」
みよ姉「全く」
みよ姉はお茶出さなかった。
俺からしてもこの父親はダメだなと分かった。誠意がないんだわ、トシ父。
年は三十才くらいだったけど、俺はトシ父を見下した目でみた。
トシ父「隣に平屋あるでしょ?あそこでいいからw君も女の子だし、さすがにここに泊まるのは悪いw」
みよ姉「そうお思いなんでしたら、こんな夜にこの家庭を選びませんよ。とりあえず、トシ君のお父様のお話を聞く限り急用ってほどでもないので、お引き取りください。私達も余裕のある暮らしじゃないんです」
この父をお父様と呼べるみよ姉すごいなって思った。
トシはずっと黙ったままだった。
みよ姉「でも笑ってらっしゃるじゃないですか。それほど切羽詰まってる感じには見えませんがね」
トシ父「いや、本当。頼むよ」
みよ姉「トシ君から聞いたんですよね?
私達が二人暮らしだと」
トシ父「ああ、そうだよ」
みよ姉「頼みやすそうですもんね、保護者が二十代の女だと」
トシ父「いやいや、そんなことは…」
みよ姉「ねえトシ君、今日はさすがに無理なの。我慢して車で寝てくれる?」
トシ父「いや、車は荷物でいっぱいなんだ」
みよ姉「外に出しといたらどうです。誰も盗みませんよ」
俺はトシと目があった。
申し訳なさそうに見えたけど、本当はどうなんだろうか。これは演技なのか。
みよ姉はトシの様子を察して言った。
みよ姉「トシ君。ハナから他人を頼っちゃいけんよ」
親子は帰って行った。
1いいぞ もっとやれ
惚れそうだわ
姉「あー怖かった!」
俺「そうなん?」
姉「だって年上の男の人とタイマンしたん よ!ちびるかと思ったー」
俺「トシに悪かったかなあ」
姉「仕方ないよ、親がああやし。そりゃ就職できんわ。人に頭下げる事ができないなんてあり得んやろ。年下の女なら簡単に頼めると思ったんかね?ふざけんなっつうの」
姉は珍しくぐちぐち言ってた。
トシの事が気がかりだったけど、
姉が決めた事だから仕方ないなと思い込んだ。
平屋くらい貸しても良かったんじゃ…と、
少し思ったけど。
次の日の昼、チャイムが鳴った。
トシ親子はまた来た。
みよ姉「昨日の夜はよく眠れましたか」
トシ父「ええまあ。それで、実家に帰る事になりました」
みよ姉「実家に?という事はトシ君、転校するん?」
トシ「はい」
俺唖然。まじか。まじか。
ずっと「まじか」は脳内をぐるぐるしてた。
トシ父「それでですね…あの、実家が石川なんですよwちょっと遠いんですよね」
みよ姉「そうですね」
トシ父「単刀直入にいうと、お金貸して欲しいんです」
みよ姉絶句。
俺ですら、こんな父親ならいらんわって思った。子供の前で金貸せとかwわろすw
ちょっと風呂はいってくる。
おとなしく待ってます。
「いとこと風呂かよ」って読んで
しまった。 すまん。
ぁ、お釣りは要りません
トシ父「子供の前じゃ何なんで…」
みよ姉「私は構いませんよ、子供の前でも。というかもう話し始めたなら一緒ですよ」
トシ父「(無視)一次君、悪いけどトシと一緒に遊んでてくれる?二階で」
子どもに話フるとか、今考えるとずるいよなw
俺はみよ姉の反応を待った。
みよ姉「ここにいなさい、一次」
俺の手を握って、みよ姉は俺の行動を阻止した。
でもトシが立ち上がって、俺を引っ張った。
トシ「行こーや、俺ら居ない方がいいって」
どうしたらいいか迷ったけど、俺はトシを選んだ。
俺「転校するん?」
トシ「うん。まだ他の友達には言ってないけど..」
俺「そうか…」
トシ「いろいろありがとな」
俺「こっちこそ。トシのおかげで友達ができた」
トシ「俺は、お前のおかげで辛い思いしなかった。自分より不幸な人間がいるって大事だな」
俺「…は?」
トシ「トイレ借りるわ」
トシは一階へ降りてった。
はぁ?って感じ。俺不幸じゃねーし
てかそんな目で見てたんだなぁ…
あー、友達だと思ってたのは俺だけか。
俺の勘違いか。
そこまで考えたら、ぼうっとし始めた。
泣いちゃだめだ泣いちゃだめだ、トシが戻ってきたら泣いてるのばれる!そんなん恥ずかしい、俺が一人で友達出来たと喜んでたなんてな。
考える事をやめた。
そーいやみよ姉どうなったんだろう、
てかトシ戻ってくるの遅くね?
と思い、一階に降りてみた。
俺「あれ、トシ、いたの」
トシ「あーうん、もう帰るから」
俺「そっか。じゃあ…」
トシとトシ父はさっさと帰って行った。
みよ姉は無事だった。
俺「なんか….複雑」
姉「そーやねぇ…ねぇ一次。
トシ君さぁ、….いつ頃トイレ行った?」
そんな変な質問してくるもんだから、
一気に不安になる俺。
俺「二階に上がって、ちょっと経って、かな」
みよ姉はダッシュで鏡台に駆け寄った。
普段みよ姉が使っている財布じゃなくて、
多分大元のお金だと思う。
みよ姉の行動がどういう事か、俺にもわかった。
俺「え、嘘やろ?」
姉「わからん」
みよ姉はバッと札入れを見開いた。
空っぽだった。
みよ姉はその場に座り込み、俺は立ち尽くした。
二人とも無言だった。
ホットーケーキの時からそれ狙いだったのか?
1が連れて来た不幸を被ってしまって
気の強い女の人多いよね
それで逆上されるパターンでなくて良かった
いや良くないけどさwwww
友達に裏切られ、腐った大人をその歳で目の当たりにしてしまったのは全然良くないけど
お金で済む分にはまだ取り返しも付くからな
あと、>>1はともかく、みよ姉も幸せになってほしい
俺「…ごめん」
姉「…なんで一次が謝るんよ。君が盗ったんやないやろ」
俺「でも、俺が、トシと友達になっちゃったから、こんな…」
姉「いいよ。友達になって、楽しかったんやろ?ならいいよ」
俺「よくないよ、お金….」
みよ姉がお金にうるさいのはよく知ってた。二人で暮らすには十分の収入があるのに、節電しろ節水しろとよく言っていた。
成人したお祝いに買った車も、借金はしたくないと言って現金支払いだった。
姉「こうなるやろうと、薄々わかっとったし。あの親子との手切れ金だと思えば安いもんよ、6千円」
姉はその長財布に大金をいれてなかったらしい。こうなる事を見越して。
巧妙な嘘だな
↑これが本当ならみよ姉はネ申。
まさか、本当に6千円しかなかったと思ってる?
たいした女だ。
トシがしょっちゅう家来るようになって、
たまにお金が合わなくなる事があった事を。
最悪の場合を考えて、みよ姉はクレジットカードや印鑑、通帳を別の所へ隠し、
お金がよく無くなる財布にはレシート9割千円札1割をいれるようになった。
厚みをだしてお金ごまかしてたんだとw
六千円っていうには、今までに盗まれたお金の総額。
その時盗まれたのは2千円だった。
トシ父がみよ姉を引き止め、トシが盗むっていう役割りがあったんじゃないか。あの二人はグルだったんだと思う。
みよ姉はそう言った。
信じられなかった。
みよ姉「人間ってそーゆーもんよ。
だから人に依存せんで、自立せんにゃいけんのんよ」
人間不信になりかけたけど、みよ姉の言うとおり、そういうもんだと割り切るようにした。
じゃないとやっていけない。
トシの姿はなかった。
他の連中は、突然俺に冷たくなった。
トシがいなくなったからだろう。
また俺はぼっちになった。
少し寂しかったけど、元々ぼっちだったから過ごし方は知っていた。
もう誰も信じない、そこそこの付き合いをしよう。深い所まで関わっちゃだめ、同情しちゃだめ、人は人はだ。
とか、いろいろ自分を律した。
そんなこんな毎日を過ごしてたら誕生日になった。
俺もただじっとしてこの日を待ってたわけじゃない。アルバムを引っ張り出して父母の顔を見たり、家系図を探したり、なんだかんだ足掻いていた。
毎年通り、ケンタッキーを食べてケーキを食べた。
いつ話してくれるんだろうってドキドキしてたけど、夕食では何事もなかった。
結局夜になった。
俺はみよ姉の部屋を訪れた。
去年みよ姉がそうしたように、
ファンタ2つを持って。
バンバンバンバンバンバンバンバンバンバン
バン バンバンバン゙ン バンバン
バン(∩`・ω・) バンバンバンバン゙ン
_/_ミつ/ ̄ ̄ ̄/
\/___/ ̄
ファンタを一つ、みよ姉に放り投げて
みよ姉の隣に並んで座った。
みよ姉はアルバムの一枚の写真を指差した。
姉「これが森中家。私と君のおじいちゃんおばあちゃんの家ね。そこに生まれたのが、私の母さんと君のお父さん」
そして写真と照らし合わせながら、
森中家の家系図を説明してくれた。
祖父母の間に伯母と父ができて、
伯母が嫁いだ先が川上家。
俺の母方の家が山下家らしい。
この時点で俺は森中一次、みよ姉は川上みよ、という名前だ。
みよ姉の気然とした対応が素晴らしいな。
いい娘だな
俺が4歳の夏、その日も二家族で遊びに行った。
けれど帰り道、事故が起きる。
その場にいあわせたのは父、母、俺、伯母、伯母夫、従姉の長女(17才)、従姉の次女みよ(15才)の8人。
結果助かったのは3人のみ。
みよ姉、俺、伯母夫。
事故として処理されたけど、
みよ姉はそれは違うと言った。
自分の父が心中を企てたんだと、みよ姉は言った。
伯母夫は家族の保険金で借金を返済した後、自殺した。
これは前の会社の人から葬式に聞いた話で、会社が倒産したのも、お金を投資していたのも、そればかりか借金をしていたこともみよ姉は知らなかった。
川上家と俺の家族が住んでいた家や車は売ってお金に替えた。
みよ姉は資格をとるため専門学校に通った。俺は幼稚園に預けられた。
冬、祖父は階段から転倒して亡くなった。
祖父の痴呆と体の衰えが原因。
本当にそうかはわからない。
俺の断片的な記憶を信じると、少し違う気がするけど。
1が今幸せでいますように
俺とみよ姉は、母兄の養子となった。けど母兄は自分の家庭をもってる。
姉「だから、君と二人暮らししようと決めたんよ。君を施設に預けたくなかったし」
俺の背中をさすりながら、
「けどね、私も、いつまでも君と一緒ってわけにはいかないけん。
君はいずれ、一人で生きていかんにゃーいけん。その時がくるまでに、自立した人になるんよ」
祖父が経営してた駐車場と貸し家があるんだけど、母兄が、その収入をみよ姉の口座に振り込まれるようしてくれた。
二家族と祖父の財産や、みよ姉のバイトの給料 とかで十分暮らせるお金はあったらしい。
うろ覚えなんだけどね
じいちゃんが階段から落ちた時、俺もそこにいたんだ
階段下でうずくまってるじいちゃんと、
階段上でじいちゃんを見下ろしてるみよ姉
っていう構図がすごい記憶に残ってる
いやぁぁぁぁぁぁぁ!
私がお題に答えるから続きを早く・・・。
ってか待て次号的な感じだな
明日まで気長に待つか
それにしても>>128…最悪なことしか考えられない…
保険金目当て?
確かにスレタイが過去形なのも気になるな・・・
「こうだったかな?」と思った事に穴があると親しい人でその部分を埋める事もよくある
このケースの真偽は知らないけどね
一応誰にでもよくある話
多分ナーバスになっとるじゃろーけど。
そんな事に囚われないでいいけんね」
悲観せずに。
堂々と生きーさいね。
みよ姉は去年と同じ事をまた言った。
その日は久しぶりにみよ姉と一緒寝た。
みよ姉のぬくもりを感じて、
あー俺孤独じゃないんだなあって思えた。
静かに泣いたら、みよ姉は頭を撫でて抱きしめてくれた。
おやすみ。
おやすみ
おやすみ
あと7年分……気になりすぎて眠れない
学校の話になる。
とくに人とつるむ事は無かったけど、
周りの奴らは普通に接してくれるようになった。深い干渉はないけど、本当にクラスメイトとして交友した。
それから、二年生までよく遊んでた奴、
カズと同じクラスになった。
カズは何かと俺に声をかけてくれて、
気を遣ってくれた。
その気持ちは嬉しかったけど、煩わしくもあった。
クラスメイトに、ルミとナナという女子がいた。ルミは昨年兵庫から転校してきたらしく、関西弁だった。大人しい感じの子。
ナナは目鼻口がはっきりしていて可愛い子だった。昔からそこそこモテるクラスの人気者だった。ルミとナナは同じグループにいた。
俺は少し、ルミが気になってた。
少し影があって、たまにふっと冷めた目でクラスを見てるルミの事を、もっと知りたいなーとか思ってた。
好機は訪れる。
笑った顔が可愛いとか、清楚な所が好きとか。
俺は友達いないからこういう秘密を話す事はないだろうって思ってたんだと思う。
俺もルミが気になってたから、その話には
結構食いついた。もちろん、俺もルミが
好きってことはばれないように。
ある時、ナナが俺の事を好きという噂が
流れた。カズを通して知った。
あのナナがなんで?って思う部分もあったけど、俺の事好きになる奴なんていたんだって驚いた。いやまだ確実な情報では
なかったんだけど、ちょっと浮かれた。
カズと同じ人を好きになってるっていう、
罪悪感がない分、ナナを好きになるのは
簡単だった。明るい子だし、みんなに優しいし、良い子だなー尊敬するわ と良い所を見つけては好きになっていった。
一方で、カズがルミの事好きという噂も広まった。もちろん俺が言いふらしたんじゃなく、カズがルミにアタックしすぎて
ばれた。
カズは俺に提案した。
一次はナナに、俺はルミに告ろう。
そしたらルミもカズが好きだったらしく両思いでちゃんちゃん。
俺もはじめはルミが好きだったからなんじゃそりゃーって投げやりになって
ナナに手紙で告白。ルミからカズ経由で
ナナも俺のこと好きだと聞く。
いきなり2カップル誕生でクラスからちやほや。
なんか俺クラスで目立ち始める。
あのナナが一次を…?!って感じで皆の目が
変わった。俺はイケメン扱いされだした。
みよ姉に、学校での恋愛話をするのは
躊躇した。彼女できたよーって言うのも
恥ずかしいってか、みよ姉そんな事に
興味なさそう。それでもそれっぽい事は
伝えた方がいいのかどうかドキドキしながらみよ姉に話してみた。
姉「まじか!君モテるんやー」
俺「うーん…あーカズがね、ルミっていう去年来た転校生に告ったけぇw」
姉「はぁー!ませてんねぇー!」
俺「みよ姉は小学校ん時モテた?」
姉「私は….まー隠れファンが多かったかねぇ。女子から恰好イイってのはよく言われたわーw」
俺「そうなんやーw….」
姉「君も好きな人おるん?」
俺「特におらんけどー、まー付き合いやけぇwカズに合わせて俺もおるって言いよるw」
姉「え、それがさっき言った俺の事好きな女子?」
俺の「まーねw」
姉「おっまえは…悪い男やのーw」
やっぱね、みよ姉に素直に言えんかったw
けど寛容な感じだったから安心した。
カズとルミは携帯をもってたから、しょっちゅうメールしてるって聞いた。
ナナも携帯もってるから、ルミと同じくらい頻繁にカズへ相談メールがくると言ってた。
携帯ほしいなーって思い出した。
連絡先は….カズ、ナナ、ルミ、みよ姉の四人だけになるだろう。
やっぱいらねって思った。
6月に宿泊学習があった。
チームは俺、カズ、ナナ、ルミ他4名だった。
みよたん好きやわ
童.貞.卒業…………………!?
夜は特にありませんでした。
宿泊学習自体は、カレーつくったり森の中でウォークラリーしたり普通に楽しかった
特筆する出来事もなかった
むしろ気になったのは、宿泊学習に行く前。
カレー作りの担当決めの時。
一人はリーダー、薪割りは一人で後は二人。
カズ「お前何やる?w」
俺「なんでもいいw」
ルミ「私食材切りたいなあ」
男A「じゃあカズも食材切れよw二人でやりーやw」
男B「それいいw決定なw」
ルミ「えーw」
カズ「ちょw強引やろーwじゃあ一次もナナとやれよw」
俺「えw」
ナナ「んー、私食材切りたいかもw」
カズ「じゃあナナやる?」
ナナ「えーカズはどうするん?」
カズ「俺なんでもいいしw」
ナナ「そんなw」
俺「ルミと一緒がいいんやろ?w」
ナナ「いやまあなんでもいいわwやっぱw」
ルミ「何それw一緒にやる?」
男A「いやいやそこはルミとカズがw」
カズ「お前は黙っとけw」
文字に起こしてみたら不自然な感じしないけど、俺には違和感があった。
なんか、ナナは俺よりカズに寄ってない?w
はしょって書く。
振り返ってみれば、ナナは俺に直接好きと言う事は無かった。手紙でも、ハートは書くし、気があるような事は書くけれど、
一度も「好き」という文字を見たこと無かった。
四人で映画見に行っても、ゲーセン行っても所々でカズに近寄っていた。
昼飯いってくる。
カズルミ、俺ナナ、四人っていうチーム分けで撮った。フレームごとにね。
カズルミ、俺ナナの時は、まあ普通だったんだけど、四人の時。
(ナナ)(ルミ)
(俺)(カズ)
と並んで撮る事になった。
3、2…とカウントされる。
1!となった時、ナナはひょいっと顔を
俺とカズの間にいれた。
後から、「一次君と隣になりたくて~」
とか言ってたけど、もう聞く気にならなかった。
その後もちょくちょくカズに接近したプリを撮った。
その帰り、ルミと二人きりになる機会があった。
もちろん話はナナの事だった。
俺「何が?」
ルミ「何って、気づいてあらへんの?!
ナナってほんまにアンタん事好いとんかねぇ」
俺「さあ…」
ルミ「うちさぁ、五年になった時、始めは一次君の事が好きやってん」
俺「えっ?!」
ルミ「でもさぁ、一次君、なんか近寄り難いオーラがあってん」
ルミ「そんな時、カズがうちの事好きとか噂で聞くやろ?もう一次君とかどうでもよくなったわw」
ルミ「カズ、クラスでも人気者やろ?かっこいいし優しいやん。まあカズならうちとつり合うかなーて思って、告られて付き合った」
ルミ「でもな、多分ナナも狙ってたんやろな。言っとくけどうちら、言うほど仲良くあらへんよwうちの事カズが好きっていう噂聞いてから、うちに近づき出したんよ、ナナは」
ルミと仲良くなったナナは、カズと仲が良くてすぐに自分に惚れそうな男子を見つけた。
見つけられた俺。
俺の事が好き!というデマを流し、
自分の事を気になりさせて、
まんまと俺に告白させた。
悪女である。
悪女は俺にその気があるようにみせながら、俺と付き合う事で友人のカズとも近づいていった。
いやお前モテるんだから、カズに直接アタックしろよ。俺を使うなよ。
騙された悔しさと自分の馬鹿さに腹が立った。
日がたって、ナナに直接聞いてみた。
俺「ナナ、俺の事好き?」
ナナ「え?wそんなんハズくて言えんようw」
俺「遠慮せんで言って?本当は誰が好き?」
ナナ「….秘密ぅーw」
ナナは逃げた。
微妙な距離感ができたまま夏休みが明けた。
カズはルミからナナへ鞍替えしていた。
いつのまにやらナナと付き合っていた。
フられた俺とルミ。
というか利用された俺とルミ。
もう、カズともナナとも距離をおいた。
恋愛する気になれんかった。
カズは俺に絡まなくなった。
カズも、ルミが俺の事を好きと知って俺に近づいていたんだと思うと…
噂の怖さを知った。自分が見聞きした事だけ信じようと思った。
爆笑された。
姉「ひっどい話やねwwwwいやー、小5をなめちゃいけんわーwwww腹黒すぎww」
俺「もうマジでない。もう恋とか無理や」
姉「諦めんなwwwまだ君11でしょwww」
俺「みよ姉は諦めてんの?w」
姉「馬鹿いうなwwwまだ22じゃwww
結婚願望有りありやしwww」
俺「え、結婚したいん!?」
姉「当たり前やん!せっかく女に生まれたんやけ、子供産んで育てたいわ」
俺「そっかー、みよ姉結婚できるんかねー」
姉「どういう意味w」
俺「みよ姉、彼氏とかいた?」
姉「一次に関係あるか!あほんだら!」
みよ姉、彼氏とかいたんかな。
今でも教えてくれない。
ルミは小6になると転校した。
ナナとカズとはまた同じクラスになった。
修学旅行。九州へ行った。
吉野ヶ里遺跡やスペースワールドに行った。
遊園地というか、こういう遊ぶ所に行った事がなかったのですごく興奮してた。
だからか知らんけど、高熱を出した。
スペースワールドには行きたかったから、
先生と病院に行って解熱剤もらった。
クラスメイトと同じ部屋で寝る事は出来なかったから、先生と同じ部屋で寝た。
どこで寝てもどうせぼっちだから良かったけど。
みよ姉にも電話した。
心配かけたくなくて、39度あったけど37度と嘘ついた。
その後電話を代わった先生が「39度あるんですが~」ってさらっとバラして意味なかったが。
この辺はだいたいそれが鉄板コースw
人数が多いほど、統率しやすい広島になるんだけどw
カズと同じ班。
俺らの班はタイタンとか怖くて乗れない派だったけど、室内にある暗闇を走るジェットコースターには乗れた。
人もいないし、言うほど怖くないし、穴場だった。
4、5回くらい乗って、酔ったからおりた。しかしカズ達は7回くらい乗ってた。
お土産屋さんでは、みよ姉にボールペンとストラップ買った。あとはお菓子と自分用に下敷きとか諸々。
万引きしている高校生2人と目が合った。
一人が周りをキョロキョロして焦ってて、もう一人が盗んでた。
馬鹿やってんなあ、と冷たい視線を送って、何も言わずに去った。
そんなクールな対応をした俺だけど、
俺も万引きした事あるけどな、とか自分にツッコミいれて自虐的に笑った。
続き気になる木だわ。
帰還式?みたいなのを最後やるんだけど、
先に抜けて家へ帰った。
みよ姉はすごく心配してて、俺の肩を抱きながら「頑張ったね、家に帰ろう」と言った。
季節はずれのインフルエンザみたいで、
学校へ行くのに二週間くらいかかった。
行った頃には、修学旅行のまとめみたいな授業はとっくに終わってた。
あっけなく修学旅行はおわった。
二週間もみよ姉は会社を休めるわけがなく、後半はほとんど一人で過ごした。
このまま学校行きたくないなあとか
考えた。
続きは夕方。
夏休みになると、みよ姉は英語の塾に行く事を勧めてきた。
中学生になれば英語の授業があるから、
今のうちに先取りしときぃ とな。
夏休みにする事もないので、承諾して塾へ通う事となった。
塾へ行くと、勉強したい!っていう意欲が
ある奴ばかりだった。
塾の友達は普通に出来た。学校の奴より話しやすかった。会話がね、低レベルじゃないんだ。話し方とかからして賢そうって思えた。話の内容はもっぱら中学受験の事。
賢い奴が集う学校なら、俺は俺のレベルにあった人間関係が築けるんじゃないかと思い始めた。
地元の中学へ行けば、今のメンツともまた三年間付き合わなきゃいけなくなる。
そんな無駄な中学生生活を送るなら、誰も知り合いのいない学校で新しく頑張ってみたい。
中学受験しようと決めた。
夕飯を食べながら、さりげなく。
俺「今日塾の友達が言いよったんやけどさ、中学受験するらしいんよね」
姉「へー、中学受験。私もしたわー」
初耳だった。
俺「みよ姉、したの?!」
姉「したよ。公立の中学やなくて、国立行った」
俺「じゃあ、…俺も受験したい」
姉「したいの?いいよ、私も勧めようと思っとったしwあーでも、国立一本ね。
私立はお金かかるから。受験用の塾行かんにゃーねぇ」
あっさりOKを貰って脱力した。
みよ姉が通っていた国立の中学じゃないけど、隣市にある似たような国立の中学を受けることにした。
それからの残りの小学生生活は受験勉強に費やした。
一月。入学試験を受けた。
国数と面接のの試験があった。
周りはみんな賢そうで気後れした。
国語は割とできたけど、数学は計算問題
くらいしか解けなかった。これは落ちたな、と悟った。
部屋への入り方とか、すごく意識した。
面接官「最近読んだ本の感想か、気になったニュースの感想を教えてください」
俺「・・・・・・・・・・・・。
中国の、冷凍…ギョーザ、中毒事件のニュースをみて…….怖いなと思いました」
なんでもっとうまい事言えなかったんだろうねw今思い出しても恥ずかしいwww
面接官「貴方が今、熱中している事を教えてください」
キターーーーーー!!!て興奮したw
これはすごく練習した内容だったからねw
俺「そろばんです。小さい頃からそろばんを習っていて、こつこつ努力してきました。その結果、珠算一級、暗算二段の資格をとることができました」
質問内容とはずれるけど、
みよ姉は資格をアピールしとけってアドバイスくれてた。
実際、面接官の人たちも、おぉって感じになってて手応えを得た。
その後2・3問答えて退出した。
算数は悪かったけど、落ちる気はしなかった。
私就職の面接の「最近気になったニュースは?」って質問で
冷凍餃子のこと話したわwww
思い出しただけで恥ずかしいwwww
みよ姉は赤飯炊いてくれた。
めっちゃ喜ぶかと思いきや、安心したーっていう割と軽い反応だった。
小学校の卒業式。
みよ姉はもちろん来てくれた。
俺の小学校は、卒業証書を貰う時に、
将来の夢を大きな声で発表するっていうアクションをする事になってたんだ。
将来の夢とか、全然考えてなかった。
俺「みよ姉さ、子供の頃何になりたかった?」
姉「私?小3頃は教師やったけど…小5くらいからは税理士だよ」
俺「税理士?今働いてる会社?」
姉「そう。なんだかんだあったけど、夢に近づく事はできたねぇ」
俺「税理士にならんの?」
姉「んー、もう良いかなぁ。そこそこ稼げとるし。一次の将来の夢は?」
俺「みよ姉が諦めるんなら…俺が目指してもいい?卒業式で言わんにゃいけんが」
姉「一次が?!いいよいいよ、目指しい目指しい」
てなわけで、卒業式で俺は
「将来の夢は、立派な税理士になる事です」と公言した。
税理士の仕事とか知らなかったけどw
俺は驚いたよ。周りはボンボンばっか。
医者の息子や公務員の娘っていう奴が
ほとんどだった。
でも人間的に出来た奴が多くて、友達を
つくるのに苦労しなかった。いい奴ばかりだった。
先生達も熱くて面白い先生ばっか。
良い環境だったと思う。
みてる奴少ないようだし
続き頑張れ
1が今幸せならええんやけど。
続き待ってる。
バンバンバンバンバンバンバンバンバンバン
バン はよ バンバンバン゙ン バンバン
バン(∩`・ω・) バンバンバンバン゙ン
_/_ミつ/ ̄ ̄ ̄/
\/___/ ̄
てかスレタイどおり見てる数関係なく淡々と書いてけよwww
どんだけ寂しがり屋なんだよwww
俺の姉ちゃんなんて夏に風呂あがりパンツ一丁で尻かきながらビール飲んでたわorz
乳くらい隠せっつうに
バンバンバンバンバンバンバンバンバンバン
バン バンバンバン゙ン バンバン
バン(∩`・ω・) バンバンバンバン゙ン
_/_ミつ/ ̄ ̄ ̄/
\/___/ ̄
中学はいって初めての授業参観。
みよ姉は行くと言ってくれた。
でもさすがに中学生だし、親が授業参観に来るのは皆恥ずかしいんじゃないかな?
来る人少なくて、みよ姉に注目されないかな?
とかいろいろ心配してたけど、
現実は斜め上をいった。
小学校でもそれは無かったわwww
公務員って普通に休めるんだなwww
俺もみよ姉もびっくりwwww
みよ姉、普通の授業参観だからっつって
ラフな格好で来たのに、他の保護者は
スーツとか着てきやがったwww
生活レベルが違うと思い知ったわ
でもまあみよ姉は気にしてるようでは無かったし、姉が授業参観に来たのは初めてだったから妥協した。
発表とか目立った事はしなかったけど、
みよ姉は家に帰ったらテンション高かった
姉「すごかったねぇ、授業参観。あんなもんなん?」
俺「いや、俺もびびったw」
姉「恐るべし金持ちw」
次の日、学校ではみよ姉の話ばっかフられた。
かわいいだのなんだの、悪い気はしなかった。2人暮らししてるっていっても、「良いなあ」ぐらいで悪意は全く感じない。
ちょっと自分をさらけ出しても大丈夫かな、と思った。
きつかった。部活して帰ったら夜遅くになるから、帰宅部になった。運動は得意じゃないから好都合だった。
会社が忙しいのか、みよ姉の帰りが遅くなる日が多かった。その度に自分が料理を作って、みよ姉用にラップして机に置いて寝た。
みよ姉と一緒にいる時間が少なくなりだした。中学生になったから仕方ないよなあ、
とか楽観してた。
わりと真面目な女に限ってワルにひっかかるw
まだなん?
友達もいたけれど、浅く広く付き合うような癖がついてた。
そんな10月頃、俺は交通事故にあった。
学校の帰り道、チャリで駅まで走ってた。
左から車が来てるのを確認して、一旦停止。
車はとまってくれた。
だから俺は再びチャリをこぎはじめたんだが。
車も発進し始めた。
ぶつかった。
横からドンっとぶつかって、そのまま横にチャリごとバタンと倒れた。
右手で地面に着いて、放心。
あ、轢かれた?って気づくのが遅かったw
事故を目撃した近所のおっさんらが
わいのわいの出て来て、椅子を用意してくれた。
足がすごいガクガクしたけど、なんとか歩いて椅子に座る。
救急車呼ぶ?けがない?警察誰か呼んだ?
とかいろいろ質問されて、
あぁしっかりしなくちゃと思い、気丈に振るまった。
俺を轢いた車の運転手は若い女の人だった。大丈夫?ごめんね本当に…って心底
心配してた。
通りすがりの消防員の人が、救急車呼ぶ?としつこく聞いて来た。
そのうち警察がやってきた。
消防員の人が「緊急性は低いですね」
とか言って、救急車は呼ばなかった。
加害者の人が連絡先書いてって言ってきたんで、ペンを持とうとしたけど力が入らんww神経切れたかと思ったwww
一通り落ち着いて、みよ姉に連絡しなきゃって思った。けど携帯もってないww
消防員から携帯借りて電話した。
俺涙声ww
俺「あーみよ姉?」
姉「一次?どした?」
俺「ちょっと事故った」
姉「えぇっ?!大丈夫なん、怪我ないん?!」
俺「たいしたことない」
姉「頭打ってないやろーね?」
俺「うってない」
姉「本当に?警察呼んだ?」
俺「近所の人が」
姉「学校にも連絡しぃ!病院は地元のとこ行くけんね。救急車呼んじゃった?
俺「よんでない」
姉「すぐそっち行くけん。どの辺?」
俺「駅前」
姉「わかった、すぐ行く」
電話切った。
警察がちゃっちゃか動くのをみながら、
事故った時のを思い出して泣きそうになった。怖かったわ。
事故った時の状況を詳しく聞かれたけど、
そんなん覚えてるわけねーだろwww
無理矢理歩かされて現場検証した。
俺が、この辺でチャリ停めて~相手はこの辺で~車のどこにぶつかって~と証言した事は全部物的証拠と違ってた。
バンパーの左側でぶつかった→実際はバンパーの右側に傷がある とかね。
なんか俺が狼少年みたいな感じで泣きそうになった。気丈に振舞っても動揺してたんだと思う。
40分くらいでみよ姉は来た。
警察とかにお世話になります~とかあいさつしながら俺にかけよった。
五体満足の俺を見て安心したのか、
心配したやろ!とか怒りながら、
俺の頭を自分に寄せてわしゃわしゃした。
人前で抱きつかれるのは嫌だったから、
俺もちょっと安心した。
俺に親切にしてくれたおっさんら一人一人に頭下げてお世話になりましたありがとういございましたって言って回った。
結局4時間くらい拘束されて、
加害者の連絡先を聞いて帰った。
帰り道、病院に寄った。
もう時間がほとんど迫ってた。
3分前!って時に駐車場に入った。
診察券渡されて、先に中入っとって!
と言われ、車から降り、走って病院に入った。超健康体w
足と右手に数カ所打撲していた。
湿布もらって家に帰った。
チャリと車なので車の方が悪いんだけど、
大きな事故にならなかったから、姉的には
物損事故にする方針でいたようだった。
けど加害者は、姉の嫌いなタイプの人だった。
誠意のない人間。
しびれを切らした姉自らが電話をした。
姉「もしもし、Aさんのお宅ですか?
今日事故に遭った山下一次の保護者ですが」
男「え?えっと…?(向こう側で話す様子)あ、お待ち下さい」
A「お電話代わりました、Aです…。」
姉「Aさんですか?電話が無いものですから、こちらからかけさせていただきました」
A「すみません…。早めに電話しようと思ってたんですが…。一次君の怪我は大丈夫でしたか…?」
姉「えぇ、打撲でした。支払いはまだです、保険屋さんに連絡はとりましたか?」
うんぬん。俺にはわからない話は始まった。
加害者の女の人は、自分が事故ったことを
夫に言ってなかったらしい。
すごく気の弱そうな人で、俺を轢いた事を相当後悔して病んでるっぽかった。
ちょっと申し訳なく感じたけど、姉は
被害者面すんなやw被害者こっちやしw
とかキレぎみだった。
人身にしろ物損にしろ、車のバンパー修理代は三割こっちが支払う事を要求された。
加害者は全額でも良いとか言ってたけど、保険屋的には7:3が良いらしい。
多分保険屋が多く支払いたくないだけw
結局俺の知らない所で解決したみたいだった。
俺に親切にしてくれた近所のおっさんにしろ警察にしろ、大人がいて良かったなあって感じた。同時に俺はまだ子供なんだなって思い知らされた。
いつもみよ姉と2人でのんびりしてるんだが、今年のクリスマスはみよ姉がいなかった。
仕事だと言われたけど、薄々気づいてた。
男がいるんじゃないかって。
違う保険屋同士でも特に協議することもなくこれっていう定番
wktkしながら読んでるぜwww
とりあえずみよ姉の夫はオレってことでおk?
いや、面白がったらいかんな。
とにかく、みよねえと>>1が今幸せなことだけを祈る
今まで俺と同じリンスインシャンプーを使っていたのに、急にエッセンスシャンプー?かわいいはつくれる!ってCMの奴使いだしたり、
俺と同じニキビ予防のスキンアクア使ってたのに、なんだか高そうな化粧品を揃えだしたり。
急におしゃれに目覚めだしてたんだ。
ちなみに>>1もオレと突き合ってくれ*
みよ姉には何も言わなかったけど、
応援する事を決めた。
中2になった。一番バカな年頃の中2。
けど特に馬鹿をする事もなく、だらだらと過ごした。真面目な学校だったから、悪ぶる奴もいなかったし、みんな型にはまった人間ばっかだった。
ちょっとくらい刺激が欲しいなあと思って、恋をしようかとも思ったけど、
ブスが大半だった。残りはかわいいけど性格キツそうな子。
仕方ないから、クラスにテロリストが入ってきて俺が果敢にやっつける妄想とかして
日々を過ごした。ある意味中2らしい。
修学旅行は沖縄へ行った。
沖縄の海はめっちゃ綺麗だった。
沖縄のアニメイトにも行った。
萌えキャラが描いてあるお菓子を買おうかどうか本気で悩んだけど買わなかった。
塩ラスクをお土産に買って帰った。
小6の修学旅行で、姉は物よりもお菓子の方が食いつきが良いことを覚えたからね。
修学旅行が終わって秋。
三者面談が行われた。
誰かいないと書き込みたくない割にはレスしてる皆のことは無視してる感じか何とも言えないw
スレタイ通り淡々と書いてくれればそれで良いよ
バンバンバンバンバンバンバンバンバンバン
バン バンバンバン゙ン バンバン
バン(∩`・ω・) バンバンバンバン゙ン
_/_ミつ/ ̄ ̄ ̄/
\/___/ ̄
姉「進路どうするつもりなん?」
俺「就職して早く稼ぎたいけぇ、高専か工業高校狙ってる」
姉「良い所に就職しようと思うんなら、大学は出た方はいいと思う。高専も短大卒程度にしかならんし」
俺「俺は早く一人立ちして社会人になりたい。てか大学行けるほど金あんの?」
姉「あるいね!ちょっと待ってて」
みよ姉は通帳を持ってきた。
姉「君専用の通帳。この間つくったんよ。
中みてみ」
俺「(開く)…200万」
姉「私立や医学部だったらもっとかかるし、これでもまだまだ少ない方やけど。
私もっと稼ぐけん、一次には大学行って欲しい」
高校ねw
風邪ひきそうだから降ろしたパンツ履いた。
とりあえずすぐ脱ぐクセを直せwww
って言う姉に負けて、
次の日の三者面談は、地元でトップの進学校に行くと先生に伝えた。
高卒からだと受験資格手に入れるなきゃならんし
簿記一取るだけだから別に高卒でもいいけど
姉も出し惜しみなく冬季講習や模試や
正月特訓とかに行かせてくれた。
滑り止めの高専と本命の進学校を受ける事に決めた。
高専は無事受かった。
ちょっと中だるみをしつつ3月。
本命を受験。
習熟度テストとかでも合格点超えてたから、落ち着いて自信をもって解いた。
自己採点をしても良い出来だった。
でもみんな出来た出来た言ってたから
不安にもなった。
合格発表の前に卒業式があった。
みよ姉もフォーマルな格好でやって来た。
卒業式の前日に、
クラスでは、卒業式にサプライズとして、
保護者へ感謝の手紙を書こうという話に
なっていた。
俺は何を書こうか悩んだ。
きっと手紙一枚じゃおさまらない。
他のクラスメイトも、恥ずかしがって2、3文くらいしか書いてなかった。
女子は2、3枚書いてる奴いたけどw
そこまでするのもなあ・・・
手紙読んでみよ姉泣くかなあ・・・
と逡巡しながら、俺は手紙を書き終えた。
そして当日。
クラスにみんな着席し、親が後ろに並んでいた時、先生は言った。
先生「じゃあ、それぞれお母さんお父さんのもとへ行って、書いた手紙を読もう」
ついにきた。
俺はみよ姉のもとに行った。
週に一度は「読んでよかった」「俺も明日からまた頑張ろう」
そう思わされるカキコに会う。
>>1、てめぇのことだ、ちくしょう。
…つづけてくれ。
ドキドキしながら手紙をゆっくりと開く。
緩慢な動作をしながら、他のクラスメイトの様子を探った。
すでに皆読みはじめていた。
泣いている親もいた。
我が子の頭を撫でる親もいた。
皆各自の世界に入り込んでいた。
俺はみよ姉を見た。
俺を見ていた。
「読むね」と前置きして、俺は手紙を読んだ。
俺が小さくて、
姉ちゃんもまだ子供な時から、
俺を一生懸命育ててくれてありがとう。
俺のために、人生を費やしてくれてありがとう。
今度は、自分のために生きて下さい。
俺は姉ちゃんのしあわせを願っています。
姉ちゃんが、幸せな人生をおくれますように。
一次」
読み終わった後、みよ姉を観たら、
笑いながら、ちょっとだけ泣いてた。
姉「ありがとー、一次。この手紙大事にするわ」
いつもの調子でそう言ったから、
無理すんなよw泣けよw
ってからかった。
みよ姉は、声は出さずに泣き出した。
よしよしとみよ姉をなだめて、
「あぁ、昔と立場が逆転だな」
って思った。
逡巡
なんてあんま使わない言葉だよね。
一次はできる子
先生達とかクラスメイトと写真を撮った。
最後に、担任に俺とみよ姉のツーショットをとってもらった。
幸せだと思えた。
昔、なんでこんなに不幸なんだろうって
思ってた自分が馬鹿らしく感じた。
この間みよ姉のお葬式を無事終えました。
原因は過労死。
くも膜下出血。
酷い話だな、おい。
元気出せ、おい・・・
だろ?
え?
佳人薄命って言うけどさ…
だろ?
おい…
まぁ現在のミヨ姉が結婚はしてないだろう
>>2に「従姉 山下みよ 現在28歳事務員」ってあるじゃんか‥“現在”って…
しかし従姉と暮らし「た」ともあるぞ
ごめん、それが釣りだわ
とりあえず時系列通り書く
悲しみで今日眠れないじゃないか・・・
高校時代と大学時代もかけください
一番金かかるとこ、どうやってしのいだんだ
現在高校2年生
>>1はまだ高校生だろ
高校生活が始まる。
それと同時に、みよ姉に男の人を紹介された。
結婚前提で付き合っていると。
真面目そうな人で、税理士だと言った。
みよ姉は婚約者と半同棲しはじめた。
俺は一人暮らしするからwと言ったけど、
一次の事も気になるから、といって
あっちいったりこっち来たりしてた。
おもい、な
これこそ釣りであって欲しい
すげー切ないぞ・・・
もう知らねーぞ!
(T . T) バカヤロウ……。
おいっ、ふざけんなよ
そういう釣りはすんな
ちょっと今帰宅したら、みよ姉が他界したって・・・?!
一次は今何歳?みよ姉は何歳で他界?
てか、みよ姉は結婚とかできたの?
あぁ、なんでこうなるのー
>>2から考えると、みよ姉は26~27歳で他界
>>1は17歳
俺の家はB市。
会社はC市。
全部隣市だった。
10月中旬、姉は会社から出てすぐの道路で倒れた。
婚約者の人から電話があって知った。
ごめん、
今日は寝るわ
そういうことだったのか。
まだ10代なのに1次も色々経験したね。
素晴らしいお姉さんなだけに本当に残念。
無理すんな。ゆっくり休め。
いやあああああああああああああああああああ
立派な姉だったんだな。
イキロ
ざおりくぅううううううううううう!!うっう(´;ω;`)ウッ…
おやすみ
パンツ脱いだり履いたりしたもれはどーすればいいんだ?
とりあえず用意したティッシュで涙を拭っているから、全てが無駄だったとは思わんが…
うわあああああああああああああああああああああああああ
1さんにはもう肉親がいないってことかよ
両親や兄弟がいることのすばらしさを実感しました
みよ姉・・・
最近っぽいけど、>>1大丈夫・・・じゃないよな・・
衝撃で言えることも思いつかないけど、とりあえず>>1の仲間はここにたくさんいるからな
そう言ってくれよ・・・
いちじくん…
負けないで強く生きてくれ!
オレは便器から動けねぇ、、、
尻の穴乾いてきたけど動けねぇ!!
みよ姉は幸せになってほしかった、、、
なんで世の中こう理不尽なことばかりなんだろうな?
バタ子さん言った俺がすごい後悔してる
たのむ、釣りだと言ってくれ
どうか>>1にハッピーが訪れますように
若い時からの無理しずっぱりが祟ったんだろうな
>原因は過労死。
なんでそんな事断定できるんだよ?
くも膜下だって原因なんかいくらでもある。
お前が死ねばよかったのに
悲しすぎる。
ねーさんの分まで幸せになってくれ。
多分同郷
こんな展開聞いてないぞ!!!
いつもの調子で
「釣りでしたwwwwww
大漁大漁よく釣れたwwwwwwwwwwwm9(^Д^)プギャー」
ってなるんだよな?
頼むそう言ってくれよ…
(´;ω;`)ブワッ
みんなありがとう。
でもね、いうほどすごい経験をした人生では無いよ
周りで人が死にすぎただけ
俺自身は、だらだらとつまんない生活を
送ってたし
みよ姉の意思通り、大学には行くつもり
仕方ないけど、奨学金をもらう必要がある
かもしれない
婚約者の人が、高校でるまで面倒見るとか
言ってくれたけど丁寧に断わった
思い出したけど、何かのドラマ見て
みよ姉が
「男に貢いでもらうなら、自分で稼いでモノ買うわ!」
って言ってた。
労災認定ありか?
会社を出たところってあるから帰り打とおも。労災おりる基準はわからぬが。
あ、退社後だったか。スマソ
会社から出る→家に向かう途中に事故ならいいが
会社から出る→コンビニ寄る→事故とかこんな流れだと適応されないって
これは泣くわ…
くも膜下出血は20代でも決して少なくは無いぞ
スレタイで嫌な予感してたのが当たっちまった
でも殺すかなあ・・・俺は殺して無いと思うけど
映画とかカラオケは適用除外だが、
お姉さんのご冥福をお祈りします。
下手な慰めは言わないでおこうと思う。
でも、一次、みよ姉が一生懸命一次を育てたのは、何よりも幸せになってほしかったからだよ。
みよ姉の気持ちを無駄にしない為にも、幸せになる事を諦めないで、
幸せになる努力を続けて、絶対に幸せな人生を掴もう。
それが、何よりの恩返しになると思うよ。
養親だったからね、とりあえず
過労死ってのは母兄から聞いた
姉ちゃんは税理士では無かったけど、
FPとか宅建とかの資格もってたから
有能な人材として重宝されてたみたい。
仕事や結婚や俺の事で、いろいろストレス溜まってたんじゃないかなあ。
俺が自立してなかったから、姉ちゃんに負担かけてたんだと思う。
俺がもっと姉ちゃんを支えてあげてたらって後悔してる。
貸し家や駐車場もってるから、
月に10万入る予定。一人暮らしなら、それくらいのお金あればやっていけるはず。
母兄も援助してくれるっていうし。
なんとか生きていけると思う。
何か質問があれば、可能な限り答えるよ
姉ちゃんの顔誰に似てる?
いちじの歳で自立してないのなんて当たり前なんだから
あんまり自分を責めるなよ。
そのへんの収入って母兄が管理してるのかな?
税金とかもろもろあるし
それをそのまま俺の講座に入れてくれるらしい。
ID変わったかな?
なんかあったらオレを頼れ!!!
お前だけにカッコイイ真似させてたまるかっ!w
>>411 最後の言葉は「おやすみ」
だったと思うけど、会話なあ…
婚約者を紹介されてから、みよ姉は俺に
謝ってばかりだった。
ばたばたしとってごめんね、
朝飯作れんでごめんね、
帰りが遅くなってごめんね、
とか。
俺は俺で、婚約者に姉を取られて、
姉に捨てられた気がして、ツンとした態度をとってた。婚約者にも姉にも。
だから本当申し訳ないんだ。
もっと優しく、祝ってあげればよかった。
>もっと優しく、祝ってあげればよかった。
俺も母親が急死したときは後悔の塊だったよ。。
戻しようの無い時間をどうにかしてくれって
時間が経つにつれて、自分も母が生きていた証なんだろなーと思うようになって
前に向けるようになった。
時間はかかるかもしれないけど、
あまり自分を責めないように
殻に入らないように
お姉さんの分の幸せも受け継いでほしいな
ツンとするとか取られた感は当然だよ。
極めて正常、キニスンナ
くれぐれも健康には気をつけてな。家族に脳卒中があった人は同じ病気に注意が必要らしい。
今回は残念だったけどそれが理由で>>1が健康で長生きしてくれれば天国の姉さんも安心じゃないかな。
みよ姉の分まで生きろ、必ず幸せになれ
お前は一人じゃない、頼りないかも知れないがvipperの俺達が付いている
素敵な姉さんの話しありがとう。
許されるなら映画にでもしたいくらいだ。
残念以外の言葉が見当たらないけど、
これから先、一次がこういう素敵な女性と
出会える事を祈ってるよ。
ありがとう。
姉の分まで人生を全うしようと思う。
皆も、命は大事にして下さい。
それではまたどこかで。
命は大事にって、俺は寿命って運命だと思ってる
みよ姉が仕事いってなくてもたぶん亡くなってた
そう思わないとやってられないぜ
そもそも母兄がもっと頼りに出来る人間だったら姉が死ぬくらい無理して一次養おうとなんてしないから心底では信用されてなかったと見るべきだな
姉の貯金で大学進学はなんとかなるだろうが生活費くらいは自分でなんとかしたほうがいいかもしれん
一次さんが相続できればいいんだけど。相続って第三順位までの人しか相続できないんでしょ?
従姉さん、まだ若かったから遺言とか残してないだろうなあ。それとも、しっかりした女性だから残していたんだろうか。
それどこの法律wwwwwwww
まだ自分が子供だってのは分かってるだろうし、遠慮はせずに頼れよ
婚約者が協力したいって申し出ただろ
こうやって「自分を頼ってくれ」って申し出る人が居るってさ、お金より凄い姉ちゃんの遺産なんだぜ
金なんて後から返せばいいんだ、おまえは立派な大人になれよ
いちじ
いちじが従姉の分まで幸せになることを心から祈る。
亡くなった方の分も生きて下さい!
心で祈ってる。
一生懸命生きないといけないって思ったよ。
辛い事、苦しい事、色々あるけど頑張ろうね。
大事な話をありがとう。幸運を!!
何コレ…
お前な頑張れる、挫けるなよ
色々書こうと思ったがなんか全然まとまらないから一言だけ
幸せになれ、なってくれ
これから姉ちゃんは幸せになるはずだったのに
次は一次が結婚したらまたスレたててよ
そん時はお祝いするからさ
だけど、やっぱりみよ姉が他界したのは本当に悲しいね。
従弟を頑張って育てて、やっと幸せになろうとしてたところなのに・・・。
一次にはその分より一層幸せになってほしいね。
一次、お前なら大丈夫だ
みよ姉の精神はお前の中で生きている
おれ 31のおっさん
もうすぐ他人の子の親になる
みよ姉みたいな親になる
血は繋がってなくても親になる
俺さぁ、他人の子供の親になれる人間の器って
すげーでけーと思うよ。
自分の子供だってちゃんと育てられない人間も多いのにさ。
他人の子の親になるって、その覚悟だけでもすげーと思う。
大変なことも、普通の家族以上にあると思うけど、立派に育てて欲しいなぁ。
その子も、お前も幸せになれることを祈ってるよ。
ありがとう
今年の4月に男性不妊が 発覚したんだ
そんで 体外受精か離婚
おまけに実家が火事になり
親父が死ぬという状況で
すったもんだしてた
けど このスレみて決心した
おれ 親になる
お前スレ立てていいぞ。
その内容だけ聞いたらどこの安いドラマって感じだがw
マジなら頑張れ!
後輩も精.子.動いてないとか言われて体外受精て今は子供いるよ。
俺が抱っこしようとすると泣くけどw
精.子.取り出すのに麻酔して玉切るんだけど叫ぶほど痛かったらしい・・・
それでも、必ずってわけじゃないけどね。
子供できる可能性あるなら頑張って!
一次ガンバレ!
一次がこれからの人生で出会う多くの人達に、この素敵なお姉さんの話をしてずっと伝えてもらいたい
しっかり生きろ!
泣ける!
釣りと言ってくれ・・・
一次君頑張ってな(;▽;)
変わりに死ねよ・・・
んなコト言うな
そう思うのなら一度死んだつもりで頑張ってイキロ
精一杯イキロ
そのうち年とったら嫌でも死ぬんだから、あせることはない。
今はとりあえず生きておけ。
その気持ち痛いほどわかる
俺も生きてるのが辛くてしょうがない
どうしようもなくなってるんだよな
かといって死ぬ勇気もないヘタレ
あーあなんで生まれてきたんだろうな
もうすぐ結婚の予定で幸せの絶頂からクモ膜下出血で急死されてどん底。
なんと言葉をかけていいのか…
泣けるね。
でも生きてる間に出会えて良かったな。
一次の人柄を通して、みよ姉の素晴らしさに触れることができるし。
一次が笑えば、みよ姉も笑っている。
だから、みよ姉のためにも誠実に生きて欲しい。
独りは寂しいと思うけど、いつも心のどこかで応援しているから。
顔は見えないけど、たくさんの人たちが応援しているから。
適当なことぬかすなボケ
死んだ人は死んだ人。そう理解して、納得して次に進むんじゃ
誠実に生きるのは自分のためで、他人のためじゃない
時々心の中の他人に問いかけてみるのは悪いことじゃない
でも、誠実に生きるのは自分のためで自分の問題
キレイな言葉を並べたら良いってわけじゃないな
壁を拳が壊れるまで殴りたい・・・・・・・
一次よ! かける言葉も無いが従姉の心を次いでくれ
自分のためだけじゃない。
子に親としての姿勢を見せるためにも誠実に生きる。
亡くなった近しい人が今の自分を見たら悲しむだろうなと思うようなことはしない。
それをきれいごとと捉えるかどうかは個人の勝手だけど。
ガキのゆとりは放っておけ
外も見たことなければ修羅場も知らない
ましてや生き死にも
上二つのレスは友達がいない厨二病患者だわ。
孤独かっこいいだろ臭がプンプンするわ。
中2のときに父親が他界した
自分の中の正義のために生きているが、娘のためじゃないな
それを見ている娘が何を感じるかは結果でしかないと思っている
色んな考え方があるんだな
話の流れは、生きてる人のため、ではなくて亡くなった人のためってことだろ。
話反れるが俺も子ども二人いるが、俺は子どものためにも生きてるぞ。
子どものためではない、なんてよう言わんわ。
ちょ、時間すげーw
生きてることに感謝する
ありがとう
生きろ・・・!